無口な公爵令嬢と冷徹な皇帝~前世拾った子供が皇帝になっていました~【特典SS付】 (一迅社ノベルス) [Kindle]

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  • 前世の記憶をハッキリと持っているエレオノーラ。家族から冷遇されていても、前世に比べればずっといい環境だから気にしていないのが面白い。あまり話さないこともあり、エレオノーラの考えと周りからの印象が全く違うところも。アレクセイと「再会」して、2人が自分を偽る必要がない時間を持てたのが嬉しくなる。パイを奪われたことで周りに心を開いていなかったアレクセイと、自分の話し方を隠さずに言葉を発することができなかったエレオノーラ。そんな2人が楽しそうに話しているところを見ているのが楽しかった。

  • 御伽話みたいな味わいの作品。
    18禁シーンはなし。
    魔獣をめぐる聖女との壮絶な戦いに発展するのかと思ったのか、そんなことはなく、穏やかにハッピーエンドでした。
    可愛いお話。
    だけれども、ただ可愛いだけじゃなく、多分作家さんの奥深さが文中に色々な味わいをもたされてる感じ。
    色んな角度から読むと面白いかもしれません。

  • 緑色のぶよぶよの肌で人には見えない容姿の女性は、人里離れた魔獣の住む森で暮らしていた。ある日、裸でいた6歳の男の子を拾う。2人は幸せに暮らしていたが、3年後、突如終わりを迎えた…。

    前世の影響で訛りがひどく、極力喋らないようにしている無口な公爵令嬢(緑色の肌だった女性)と、助けてくれた、家族だった人を殺され、冷徹になった皇帝(男の子)の物語です。

    前半、読んでいて時系列が迷子になり、???となることが何度かありました。

    男の子、しっかり復讐します。死を与えます。

    主人公、公爵令嬢なのに継母の異母妹、父親があれで、かなりひどい目に遭っているんですが、それを受け流す性格と訛りで笑ってしまいます。笑ってしまうんですけど、優しさに泣いてしまうときもありました。
    前世の親は肌が緑色でも追い出してないんですよね。自分から家を出たとあったので。それに比べて公爵家は…。新領地が無人島っていうのと、魔獣より野性味が溢れてるって台詞に笑いました。

    最後の方で、なぜ肌が緑色でぶよぶよだったか、解明されました。スッキリです。

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