1984年 (まんがで読破) [Kindle]

  • Teamバンミカス
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感想・レビュー・書評

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  • まんがで読破シリーズの『1984年』です。
    オセアニア国の中流階級の男、ウィンストン・スミスを中心に物語は進みます。
    3つの大国で構成される地球、オセアニア国はビッグ・ブラザーという男が指導者として君臨し他2国と戦争を続けています。
    黙々と仕事に取り組んできたスミスですが、いつしか政府に疑問を持ち…。
    まんがで読破シリーズを初めて読了しましたが、良いですね。
    原作への橋渡しとなり得る存在です。

  • 共産主義の成れの果て。
    思考、感情、行動を放棄したらどうなるかを明確に示した本。
    欺瞞と虚構が蔓延り、拷問による思考放棄を迫られるシーンは恐ろしかった。
    だからこそ、自分自身の思考や感情を表現して、自分自身をコントロールする力を身につけたいと感じた。

    そして、権力とお金は対極にあるべきである。
    組織は民意を反映した組織であらねばならない。
    生きる事とは、自由意志があってこそ。

  • 二重思考、無視すればないのも同じという考え方は同意
    拷問までして精神能力を破壊して権力を手に入れる動機がわからない

  • こんな話なんだ。面白い。今読むと古いお話なのではと思ってたけど、今でも通じる点(国)はいっぱいありそう。本読みたくなった。

  • 原作と並行して読んだ。やはり漫画なので細かな雰囲気や描写は伝わりづらい。だが大まかなあらすじと結末を手っ取り早く掴むにはいいかも。

  • 昔、「1984年」をビデオで見た。学生ながらに、センセーショナルに感じた。原書は読んだことがない。
    マンガがあると知って読んでみた。今になっても学ぶことができる本だと感じる。今の社会構造をも説明しうる作品に思われた。

  • NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画

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著者プロフィール

1903-50 インド・ベンガル生まれ。インド高等文官である父は、アヘンの栽培と販売に従事していた。1歳のときにイギリスに帰国。18歳で今度はビルマに渡る。37年、スペイン内戦に義勇兵として参加。その体験を基に『カタロニア讃歌』を記す。45年『動物農場』を発表。その後、全体主義的ディストピアの世界を描いた『1984年』の執筆に取り掛かる。50年、ロンドンにて死去。

「2018年 『アニマル・ファーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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