天使と嘘 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 次の「天使の傷」も読もうと思います。

  • これはかなり良かった やはりキャラが立っているというのは重要な要素
    かつ、やたらエンジェル・フェイスの能力を多用しないところが、非常に好感が持てる どうも作者もかなりこのキャラを気に入っているようで、続編が刊行されるらしい 楽しみだ
    それにしてもこの手の小説読むと、英国や欧州におけるドラッグ類の蔓延は、日本人から見ると常軌を逸しているように見える 舞台はロンドンではなく、かなり離れた小都市のようだし、、、
    え?日本の現状を僕が知らないだけ? かもしれないな

  • 過去に壮絶な経験をしていて、本名も年齢も定かではない少女イーヴィ。誰も信じず攻撃的で社会に馴染めず施設で生活してるが、人の嘘を見抜ける才能を持っていた。そんな彼女を助けようとするのが、臨床心理士のサイラス。彼はイーヴィとの距離を縮めようと誠実に根気よく向き合うのだが、その過程でサイラスにもイーヴィにも隠された秘密がある事が仄めかされて、先を読まずにはいられない。
    その一方でサイラスは警察にも協力しており、ある少女の殺人事件に関わる。遺体の状況から変質者に襲われたと思われ容疑者も捕まるのだが、真相がはっきりしない。被害者の家族や友人に何度も話を聞くうちに、被害者の少女にも秘密があった事を知る。
    原題の「good girl bad girl」は被害者とイーヴィの事だろうけど、人を上っ面で判断してgoodとかbadと決め付ける愚かさを皮肉ってるのかな。
    続きも早く出てほしい。

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著者プロフィール

マイケル・ロボサム Michael Robotham
1960年にオーストラリアの小さな町で生まれ、19歳でシドニーの新聞社の記者となった。
14年間、オーストラリア、イギリス、アメリカで新聞記者、雑誌記者として働き、1993年にゴーストライターとなって政治家、ポップスター、冒険家などの自伝を執筆した。
うち12冊がベストセラーとなり、累計200万部以上売れた。
デビュー作『容疑者』(集英社刊)以降マイケル・ロボサムの作品は25の言語に翻訳され、英国推理作家協会(CWA)ゴールド・ダガー賞、オーストラリア年間最優秀小説賞、ネッド・ケリー賞長編賞を受賞している。

「2021年 『誠実な嘘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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