図解 コンサル一年目が学ぶこと [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 珍しく書店で新冊で購入した一冊。普通のと図解版それぞれあることを知らずに図解版を読了。。
    内容はさらさら読めて、どれも納得しながら読めた。私もこの本で想定しているコンサルとは違うかもしれないけど、コンサルの端くれとして働いており、刺さる部分が多くあった。特に"Quick and Dirty"。これができたときはPDCAがどんどん回っていく実感があるが、意識していないと色んな業務に忙殺されて、この段階でこの成果は出せない、、と負のスパイラルになる気持ちもよくわかる。
    ほか印象に残ったのは以下。淡々と数字と理論に基づいて、成果を出す(発注者の要望に応える)ためだけに行動する、自分の中ではやっぱりここに落ち着く気がした。周りの目や上司の評価、自分がサボれるかどうかなど、邪なきもちを無しにして最短距離で動きたい。
    心は熱く頭は冷静に。

    ・PREPの型に従う
    ・端的に話すーTalk Straight
    ・言いづらいことの伝え方(感情ではなく、事実で)
    ・ローコンテクスト(low-context)
    ...コミュニケーションや意思疎通を図る際に前提となる文脈や価値観が少なく、より言語に依存して行われるコミュニケーション
    ・常に期待以上の成果を出し続ける
    ・考え方を考える(作業に取り掛かる前のイメージ共有が必要)
    ・雲雨傘の理論=事実、解釈、アクション
    ・最終成果から逆算する(先に枠を作る)
    ・重点思考、捨てる技術、Quick and Dirty
    ・コミットすべきは常にクライアントとの約束

    引用されていた「企業参謀」、「新版 問題解決プロフェッショナル思考と技術」、「得点力を鍛える」やこの本の原著も読んでみたい。

  • ■読んだ理由
    社会人6年目にて仕事振り返りのため購読
    ■概要
    コンサルに限らず社会人1年目から必要なマインドと行動について整理された一冊。
    ■読んでみて感想
    本当にこれに尽きる、と言いたくなる内容のオンパレードであり、良本。
    基礎的な考えや行動が網羅されており、時折読み直したくなる一冊。
    例えば、端的に結論から話す、自分の考えを持って情報を集める、議事を書く、会議で発言する、等々…一見当たり前だが徹底するのは難しいことがリストアップされているが、ビジネスで身に着けるべき普遍的かつ必須のスキルだと思う。
    ※コンサル出身者が業界/職種を問わず活躍していることから、尖ったタイトルがつけられている。

    経験上も、これらの積み重ねが上司からの信頼と業務理解度向上に大きく寄与すると思うが、これを社会人1年目から理解するのは意外と難しい。
    本書はそれらがなぜ大事か、他に何があるか、を知る良い機会になると思う。
    (近年、資格取得などスキルを増やすことが優先される傾向にあるが、本当に必要なスキルはこういった内容だと思う。)

    ■おすすめしたい人
    これから社会人になる方
    社会人1~3年目でうまくいってない方
    社会人中堅以上でこれまでを振り返りたい方

  • 社会人の初期で読んでおいた方がいいと思った。コンサルじゃなくても使えること、学べることがとても多いと思う。いわゆる中堅世代に入った私も、まだ学ぶことが多かった。(職種が違うから、というのもあるけれど)自分と違う業種、職種の仕事論は面白い。

  • ○概要
    学べる本。仕事に活かせる。
    題名はコンサルとなっているが、コンサル業以外でも活用できるメソッドがたくさん書かれてている。

    ○重点ポイント
    ★結論から話す
    ★PREP法
    論理的に具体的な数字を踏まえて
    考え方を考える
    ロジックツリー
    ★仮説思考(常に先を考えておく。例えばこれくらいの休みができたらここに行こうや、これくらいの金額であればこのプレゼントがいいなど)
    ★成果物から考える(先に情報収集から始めない、結論から遡る)
    ★発言しない会議には出るな
    ★スピード&ダーティー

    ○自分の考え(感想)
    基本的なことばかりなのかもしれないが、実際にこれらを実践できている人は少ないのではないかと思う。
    1つ1つだが、自分のものにできたら強いと思うので、積極的に取り入れていきたい。

    ○メモ
    また1年後くらいに読み返してどれくらい身についているか確認したい。

  • 学校で教わらない、でも仕事で必要な事が書かれている。会社によっては研修があるのかもしれないが、会社によっては体系的になっていなかったり、暗黙知だったりする。そして、暗黙知を理解できた人だけが評価される。
    直接の業務でないから重要視されないのかもしれないが、知識として知ればできる事を先輩から盗むための下積み修行は、パスできたほうが効率的。
    こういう本がどんどん広まり、社員が本当にケアの必要な課題に集中できるようになっていくと良い。

  • データはとてもしっかりしていると思いますし、その分説得力もあります。テキストマイニングによる分析も緻密さを感じます。コンサルの方が書かれているだけに実践的に落とし込まれているものが多く、参考になります。
    ただ、データがしっかりしていても、統計的に意味があるかどうかはもうちょっと精査する必要があるかなと。ほかの人よりも多い・・・だから意味がある・・・というところもあったような。

  • 1年ぶりに読み返してみたが、普遍的に活用できる重要なスキルや考え方が盛りだくさん。
    ぜひ後輩にもおすすめしたい一冊。

  • 結論からファクトを使い、相手の理解を確認しながら端的に話す。
    考え方を考える。そのためにロジックツリーを使う。
    情報から本質を抽出する。
    エクセル、パワポはマウス使わない。
    逆算的に作業。
    目的を持って読書、勉強。
    全ての行動にプロフェッショナルな意識。
    自分だけの役割を果たす。

  • 文字通り、コンサルが学ぶことをわかりやすく解説したもの。

    コンサルに限らず、説明する機会がある全ての人に有用かと。

  • 結論から話す。端的に話す。前提から話す。相手の理解度を確認しながら話す。期待値を把握する。期待値以上の成果を出す。

    事実と意見をわける。仮説思考。考え続ける

    捨てる技術。

    コミットメント力。時間はお金。スピードと質。フォローワーシップ。

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著者プロフィール

ビットコイナー。2013年よりフルタイムでビットコイン及び暗号通貨の事業に関わる。ブロガーとして暗号通貨の技術を噛み砕いて紹介。Ethereumを日本で初めて一般むけに紹介し「イーサリアム」と翻訳した。暗号通貨の普及と、技術の育成を目的に活動している。(社)日本デジタルマネー協会理事、(社)日本ブロックチェーン協会アドバイザーほか、エンジェル投資家としてウォレットやクロスチェーン等の事業へ複数投資している。1975年生まれ。慶応義塾大学卒、外資系コンサルタント会社、起業等を経て現職。著書に『コンサルタント1年目が学ぶこと』(ディスカヴァー21)『3分でわかるロジカルシンキングの基本』など。

「2018年 『これからを稼ごう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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