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感想・レビュー・書評
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漫画を続けて3冊読む。
この漫画は、軽度の知的障害の若い女性を主人公にした物語である。この漫画の筆者は女性であるが、彼女自身が発達障害者であり、自分たちのような人たちの、特に恋愛物語を書いてみたかったということが物語を書き始めた動機であると、本書のあとがきに書いてあった。それは、当たり前であるが、とても生きずらいことなのであるが、発達障碍者や軽度の知的障碍者は、健常者とほとんど変わらない外見、変わらない生活ぶりであることが多く、自らがとても生きずらいということを、他の人たちに分かってもらいにくいという意味で、二重の生きずらさを抱えている。
この第1巻で、主人公がどのような暮らしをしているのかがクリアになっていき、また、勤め先の上司と恋愛関係になりそうな流れになりつつある。けっこう共感を集めている漫画のようだ。それは、生きずらさを抱えた人が多くいるのだということなのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高橋源一郎の飛ぶ教室の紹介コーナーで知ってKindleで早速買って読む。軽度の知的障害を持つ有紗の物語、健常者に比べると多少鈍臭い程度の障害だが本人は酷く劣等感を感じている、でも大丈夫だよ健常者だって出来ない奴は出来ないんだから、それに障害者の中にはとんでもなく可愛い子がいるもの、男なんて単純なもので、それだけで嬉しいものだよ。最近の漫画、特に少女漫画は文学を上回るものが数多くある、これは日本文化の成熟を感じさせるものである。
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結構いろいろ難しい問題が絡み合っているなぁ。
手帳取るのか取らないのか問題とか、障害があるがゆえの自己肯定感の低さとか、それに起因して求められる役に立っていると思えるセックスワークに従事する軽度知的障害者も多いときくし、、
色々考えて漫画自体を楽しむところまではいかなかった。 -
評判を見て購入。
障害の有無に関わらず自己肯定感の低いと陥りがちな部分は多いのかなと。それにつけ込むやつは処されて欲しいけど…
年齢差を気にするのもわかる。
やっぱり気になるよね。特に年下… -
絵がかわいい。3巻完結読了、書籍上下巻読了
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NDC(9版) 726.1 : 漫画.挿絵.童画