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感想・レビュー・書評
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自分もセックス依存症気味であることを自覚するきっかけになった。
著者の体験談だそうで、これを書くこと自体が非常に辛いのではないかと思った。この作品の社会的意義は大きく、また、お話としてもおもしろい。広く世の中に読まれるといいなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見てらんないほどしんどい。面白かった。
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ツイッターで流れてきて存在だけは知っていたけれど、絵柄が好みではなかったので読んでなかった作品。面白かった。
・治療をおこなう過程と、依存症自助グループで自身が回復していく過程が丁寧に描かれていた。依存症自助グループではどんなことをしているのか前から気になっていたが適当な本が見つからないままだったので、その様子の詳細が知れたのはとても良かった。そういう意味では読んでよかった、と思った。
・でも、やっぱり通しで読んでも彼がどうして性依存症として診断されたのか、いまいち分からなかった。犯罪を犯しているわけでもないし、借金をしているわけでもなさそう。日常生活も送ることができている。恋人がいながら他の人とセックスしていたのは、もちろん正しいとは言えないが、治療するほどのことなのかな、と思ったりした。
・恋人からハンマーで殴られて彼女の怒りを治めるために頭を丸めたのはエピソードとしては強烈だけれど、それは彼女の気質に依るところが大きいだろうし。
・どこまでが正常な人間の性欲の範疇で、何をすると正常ではない治療が必要な人間の性欲になるのか、その境界線はどこなのだろう、と改めて考えてしまった。(けど分からない)現状で犯罪とされていることでも、時代と場所が違えば違うのだろうし。(その…かつては同性愛が犯罪とされて治療されていたように)