こんな政権なら乗れる (朝日新書) [Kindle]

  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • どうしようもないくらい低レベルな自民党政権と、代わりの選択肢になるには力不足の野党。出口がないように見える日本の政治だけど、地域で住みよい暮しを作っている政治家たちの実践から少しは学んでくれないかな。世田谷区長として実績を積み重ねる保坂さんも国政に戻ってきて欲しい人の1人だけど、もうその気はないのだろうか。

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  • 市民運動の象徴的存在だった保坂展人さんが、衆議院議員を経て、2011年に世田谷区長に選ばれた。「広く受け入れられるとは(失礼ながら、僕には)思えない『内申書裁判』などに取り組んだ実績を、うまく隠して当選したのか?」などと考えていたが、2015年、2019年と更に2度再選されたとなれば、そういうわけでもないだろうと感じていた。その秘訣と、日本の国政に質と気品をどうやって取り戻していくかとを探りたくて、この本を手にした。

    果たしてそこには、様々な場面で「現実的に、着実に、常に区民目線で課題に取り組む」保坂さんの姿勢が描かれていた。この本を参考に、今年これから行われる国政選挙の投票に臨もうと思う。

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著者プロフィール

1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『パール判事』『朝日平吾の鬱屈』『保守のヒント』『秋葉原事件』『「リベラル保守」宣言』『血盟団事件』『岩波茂雄』『アジア主義』『保守と立憲』『親鸞と日本主義』、共著に『料理と利他』『現代の超克』などがある。

「2022年 『ええかげん論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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