公開処刑人 森のくまさん (宝島社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 中学生の頃に初めて買った小説で久しぶりに読みました。
    犯人は序盤で誰か簡単に予想出来てしまうけれども、何が正義か考えさせられる作品で読んでて楽しかったです!
    ネット関連の作品は実際に現代社会でおこりそうで怖いですね:( ´꒳`;)

  • つい最近「レゾンデートル」(知念実希人)を読んだばかりなので、ジャックに比べると処刑対象が小物に感じた。まあネット限定の情報ならこんな感じになるか…

    簡単なアナグラムなので正体の目星はすぐにつくが、別の名前も出てきて、楽しめた。
    設定に関して、あまり必然性が感じられない点があった。警察官僚を目指すT大生でも良いし、境界線上にいなくて良いし、化粧品の絡みが分からないし。

    クライマックスで、警察官は一発でやられちゃうのに、女性4人にはなかなかとどめをささないのにイライラ。御宅を並べてないでさっさとやっておしまいなさいよ。
    全体的に軽い文章だし、展開も早いので読みやすかった。
    高校生2人の今後が楽しみ。

  • あっという間に読み終わった感じです。
    途中でたぶんこの人かな、という読みは当たってましたが、最後に向かうほどイライラとモヤモヤが残る犯人と思いました。
    面白かったので続きを読みたいです。

  • なんの先入観もなしに読んだが、期待以上に面白かった。
    何より、少ない文章量で非常に読み易い安い。

    非常に失礼だが、作者を初めて知った。
    これだけのカロリーでここまでの設定の物語が読めるのなら他の作品も読んでみたいと思った。
    ひとまず似たような続編のタイトルがあるから、そこから手を伸ばしてみようか。

  • あっさり読みやすかった!

    なぜ森のくまさんなのか?最後まで読んだら納得しました!

    しかしこの小説、もう一つパンチがほしいところ、いまひとつどんでん返しや驚くような展開がなかった気がします。

    タイトルや表紙にインパクトかがあるゆえに少し物足りませんでした

  • トコトコ トォコトォコとぉ♪

    九門正則。くもんまさのり。
    登場した瞬間に気付く。わざと気付かれるような仕掛けの名前にしたんか、それとも早めのフェイクか?
    そんなに、ハッとするような切れ味ではない。
    結局、冒頭部分で彼が『森のくまさん』やろなと100%確信して読み進めても、おもしろかったんやけど笑

    作者は翻訳会社に勤務しながら執筆したんか!しかも、ええ歳!
    もう一花咲かすつもりというよりも、趣味で書いてたものを投稿したんかな?
    それにしても、『著者と協議のうえ全面的に改稿し』編集部の隠し玉として出版された、っていうことを知って読むと、何か、自分の書いた小説を一度バラバラにされて全面改修する作業は、出版と引き換えに大切な個性を人質に捕られてる感じがした。でも、おかげさまでグッとおもしろくなったということか。

    向こう側とこちら側の境界線とか、正義と悪、法と裁きとか、デスノートの世界観に似てる。

    SK化粧品のストーリー、いる?
    茶のしずくとか、カネボウに対する風刺を効かせただけ?時期が違うか。無くても良いストーリーやと思ったけど、ひよりと母の親子愛を披露するには必要な部分か。

    西條少年と野崎少年、いい奴等やなぁ。ちょい役やのにキャラ立ってた。

    もうスイッチは押されたんです。そやな、明日香が見事に森くまを崇拝してしまったなぁ

    続編で、明日香VS琴乃の頂上決戦が見れるか!?

    「気安く触んじゃねえよ!」
    「歩けるようになったら会いに行くね」
    「来んな、デブ」
    「あなたを殺したいの」
    「返り討ちにしてやる」
    「待っててね」
    「死ね」

    なんとも微笑ましいやりとり♪

    2014年09月28日 

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