Jerome Klapka Jerome。1859年、スタッフォードシャー生まれ。ユーモア小説『ボートの三人男』で知られるイギリスの作家。ロンドンの貧しい地区イースト・エンドで貧困に苦しむ幼少時代を送った後、13歳から15歳のときに両親を相次いで亡くし、学業を諦めて働き始める。18歳のときに移動劇団に加わるが3年で役者の道を諦め無一文でロンドンに戻り、弁護士事務所の事務員などをしながらエッセイや短篇小説を発表するようになる。新婚旅行のあと発表した『ボートの三人男』(1889年)が評判になったのを機に専業作家となり、小説、エッセイ、戯曲を書き、また雑誌の編集にも携わる。しかし『ボートの三人男』を超える評価を得ないまま、1927年、自動車旅行中に脳出血で逝去。
「2021年 『骸骨』 で使われていた紹介文から引用しています。」