LIFE SHIFT2―100年時代の行動戦略 LIFE SHIFT [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • 前作の時ほどには驚きは無いが、自分の現状と未来、生き方と学び方を考えさせられる内容。
    後半の教育機関の問題、政府の問題が興味深かった。
    ーおわりに
     ・先手を打つ
     ・将来を見据える
     ・「ありうる自己像」を意識する
     ・可変性と再帰性を意識する
     ・移行を受け入れる
    を肝に銘じたい。

  • 新たな時代に突入し、過去の人生サイクルから大きな変化が生じている。
    働くこと、学ぶこと、今まで一定の年齢に応じてその時期が決まっていたが、人生が飛躍的に伸びてきている中で、その前提を切り替える必要がある。
    人生を「学ぶ」「働く」「引退」といった3つのサイクルではなく、学び、働きを行ったりきたりすることで、人生を豊かに長く続けることができる。
    改めてそれが世界的な動きとなっていることを理解するとともに、自分自身の人生の在り方を考えるきっかけにもなった。
    話題になっている書籍であり、読み応えはあった。

  • ーーメモーー
    ・寿命が違うから自分の親の代と同じだと考えるな。
    ・年齢に対して間違った思い込みをしていないか?
    (何歳からが老化?働いている70代は30%、老化による終止符を早めに考え始めると選択肢が減ってしまう)

  • テクノロジーの進化が早く、長寿化している世の中で、個人がどう生きるか、政府や企業が対応していく課題について書かれた本。
    社会的開拓者という言葉が個人的には刺さった。
    世の中が大きく変わっていく中で、今までの常識から物を考えるのではなく、情報を早くキャッチし、起こりうる変化に対して適用できるように自分から行動を起こしていくことが今必要なのだと強く感じた。
    その適用する力をつけるために、具体的なスキルを学ぶというよりも、自分の価値観、生き方を定めて生きること。そして、人間関係を深めることの出来る土台と築く努力が必要だと感じた。
    具体的なスキルを学ぶ必要が無いということではなく、スキルを身につけた上で、それを抽象化して他のものと結びつける創造力が大切だと思った。
    例えば、パソコンが普及した時代、パソコンを触れるスキルを身につけよう!
    この視点だと1対1の対応すぎて、今の時代、どれだけ学んでも時間が足りない。
    そうではなくて、パソコンが普及したことによって、社会にどのような変化が生まれるかを考える
    パソコンによって何ができるようになるのか。
    どういう需要が生まれるのか。
    それがどのくらい大きい市場なのか。
    これを知るためにパソコンに対する知識を身につけるという視点の方が大切だと思う。
    企業や市場が求めてるスキルを身につけるのではなくて、企業や市場がどう変わるかを考えてスキルを身につけて、求めていく、もしくは提案していく姿勢が社会的開拓者ということだと思った。
    また、これまでの常識だったり、考え方をどんどん壊していき、物事の本質を捉えて素直に行動していくことが大切なのかもしれない。

  • 前作の続編、人生が長くなることで、人生の前提条件も大きく変わりました、というお話であります。20代まであれこれ教育を受け、それから確り働いて(定年という古い制度の中で)、引退という古い枠組みが変わった、という時代に確り生きるには、というアドバイス多々あり。曰く、変化の時代に先手を打って、将来を見据えましょう、残された人生は長い、よって複利計算を大切に、選択肢は広がっております、時間の分散も頭に入れて、あなたはどのように老いるのか、というご宣託であります。世界で一番長寿の国(日本)の社会制度が、起きてしまったライフシフトの後追いとなっているような、その辺り、早く切り替えないと、とも思う次第。★四つかな。

  • テクノロジー(とりわけAI)に関しては楽観的な面が見受けられるものの、まともな考察と提案がされていて勉強になった。
    けれど個人としては、未来への不安やリスクを減らすために実際に行動に移すのは前作を読んでいたらできたはずで、今作ならではという内容が少なかったように思う。
    それでもこういうタイプの本は何回も読み返さないので、続編という形で出してくれたことにより、継続的に意識を保つことができるので次作も出るなら読みたい。

  • 前作が図書館で借りられなかったので新しい方を読みました(恐らくほぼ同じ内容なので問題ないかと)。

    今の自分が何を選択するかによって、未来の自分の足場、その時に選択できるものが変わる。
    当たり前のことやけど改めて意識が上がりました。

    将来も見据えて今何をやるかきちんと考えたい。
    私のように転職を考えている人なら向上心は少し上がりそうです。
    (読みたいとこだけバァーッと読んで他は読み飛ばしたけど笑)

    海外企業で、このポストや部署につくために必要なスキルが社員に公開されているっていうシステムは、大きい企業でキャリアアップを目指すならとても良い取り組みだなと思った。

  • 前作の補足的な内容。
    内容的には前作を読んでいれば読まなくても良いのかなと思ったが、100年時代の思考を深める意味では読んでも良いと思う。

  • ライフシフトを考え会社以外の他にも仕事を持ち、いずれは家族との時間を作るために今を懸命に頑張っている平野を凛が怒るシーンが印象的だった。ライフシフトはあくまで手段であり、家族との時間を共有する目的を忘れ、独りよがりなっている平野が家族ともう一度しっかりと向き合っている姿も学ぶことがたくさんあった。

  • LIFE SHIFTを読んだのはもう5年ぐらい前だったか。
    だから、その内容で覚えているのは「ポートフォリオ・ワーカー」という言葉ぐらいだった。

    個人的には2の方が面白かったし、すいすい読めた。
    ある大学の先生が「6歳以上すべてに選挙権を与えるべきだ」と主張しているという。
    これにはとても同意。

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著者プロフィール

アンドリュー・スコット
ロンドン・ビジネス・スクール経済学教授、スタンフォード大学ロンジェビティ(長寿)センター・コンサルティング・スカラー。企業や政府機関の役員、顧問、英国予算責任局のアドバイザリーボードと英国内閣府の栄誉委員会のメンバーも務める。『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』シリーズは70万部を突破する大ベストセラー。


「2022年 『まんがでわかる LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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