- Amazon.co.jp ・電子書籍 (404ページ)
感想・レビュー・書評
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前半はいろいろな事件が混ざり合い、時系列が複雑でちょっと読むのに苦労したが、後半は事件が絞り込まれていく感じと、この後どうなっていくのかという期待でサクサク読めた。
異色の経歴を持つ女性刑事の沢村を応援している自分がいた。沢村の過去も苦しくてつい涙した。
ここに登場する人物も魅力的な人物ばかりだった。
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人間のもつ怖さが絶妙に描写されていて好みの作風でした。
2作目も続けて読んじゃいました。 -
場面と視点がどんどん変わって、ついて行くのに一苦労。もう少しシンプルにして欲しい…
ただ、これがどう繋がるのか?気になってどんどん先を読みたくなる。博士号をもつ女性警察官が主人公だが、事件を追うだけではなく、主人公の家族や過去の出来事まで掘り下げてあり、盛り沢山な内容。
文章が私にはあっていたようですごく読みやすく、グイグイ読まされた。
次の作品も楽しみに待ちたい。 -
江戸川乱歩賞とのことで読んでみた。
綾辻さんの解説通り、加速度的に面白くなっていった。他の作品も読んでみたい。 -
ミステリーではありますが、登場人物たちの心の動きの描写が秀逸です。主人公だけでなく、その家族、被害者、犯人、そして犯人の弁護士の心情も上手に描かれていて、犯人を追いかけるストーリーよりも、彼らの物語を追いかけたくなる作品でした。楽しかったです!
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帯広で先生の古希のお祝いに誘われたときに、帯広駅近くの長崎屋で買った小説。第57回の江戸川乱歩賞受賞作品らしい。舞台が札幌ということで、新札幌の本屋でも手に取って買おうかどうか迷ったのだが、なんと帯広で買うことになるとは。
作者の伏尾美紀さんは北海道在住で、1967年生まれという事なので、自分とほぼ同世代だ。 -
なんとなく期待せずに読んだのだが、ぐいぐい引き込まれて、すごく面白かった。
知っている地名が出てくるのもよかった。 -
幼児誘拐の未解決事件にかかわっていく警察官の話。