ミルクとコロナ [Kindle]

  • 河出書房新社
3.67
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (258ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なぜか分からないが、この本と『ヘルシンキ生活の練習』を同じタイミングで読んでいる。
    どちらも子育てとコロナのことが書かれている。
    この本で山崎さんや白岩さんが悩んだり考えたりしていることは、子育てというくくりじゃなくても、コロナ禍で働く人として、いや働く日本人として共感できるだろうなと思うことがあった。自分も白岩さんと少し同じでこの時期田舎にいるものだから、コロナの「当事者感」が圧倒的に薄い。そして、なんと言うか仕事に対しての意識が個人的にはだんだん低空飛行気味になっているが、どんな状況下でも価値がなくなる仕事だとはまったく思えないのだが、そう感じられない仕事はたくさんあるんだろうなとも思った。
    で、同時に『ヘルシンキ生活の練習』に書かれていたこと。つまり、フィンランドでは保育は保護者を助けるものではなく、子どもの当然の権利、子どもの学ぶ権利なのだそうだ。この考えが日本でも広がれば悩み多き子育て人たちはだいぶ楽になるのではないだろうか。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1983年、京都市生まれ。2004年『野ブタ。をプロデュース』で文藝賞を受賞し、デビュー。同作はテレビドラマ化され、70万部のベストセラーになった。著書に『空に唄う』『愛について』『未婚30』など。

「2019年 『ヒーロー!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

白岩玄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×