最高のコーチは、教えない。 (ディスカヴァー携書) [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 現在ロッテの監督を務める吉井理人さん。
    ロッテの好成績の秘密が隠れている。
    コーチングを学び、押し付けるのでなく、選ばせ、投げかけ、振り返させる。
    自分で自分の良さと課題に気づかせ、具体的に表現できるようにさせるコミュニケーション力

    吉井さん自身が出会った監督、コーチとのエピソードも秀逸。

  • 対話の重要性を改めて学べました。

    「考える」のではなく、「考えさせる」。
    コーチの仕事は、選手が自分で考え、課題を設定し、自分自身で能力を高められるように導くこと。

    本気を出さない時と、手を抜いた時だけに怒る。

  • (audio bookで聴く)
    教える仕事しているので、興味があって聴いてみました。
    自分の理想は教えない講師を目指してるので、本当に聴いて勉強になりました。
    また、私の好きな監督である落合監督の指導方法と似てるところがあると気がつきました。
    教えないこと目指すことは観察したり、話したり、相手自己肯定感あげたり、振り返りしたりなど、学ぶことが多いし逆に全てが正解でないというのもモヤモヤしたりするものがあるんだなと感じた。
    さっそくこの本で学んだ(振り返り)を少し実践していこうと思います。
    この本スポーツだけではなく、仕事や学習にも応用がきくとわかりました。
    この本読んだら、落合監督の本読み直そう。

  • 日々の作業の記録と反省を繰り返そう。

    相手の話を聞こう。
    自分のやり方を押し付けない。

  • 主体性を伸ばす、答えを言ってはいけない、全ての指導者に読んで欲しいと願ってしまった。

  • 教えるのではなく、自分の頭で考えさせる。
    野球界にもこんなコーチが増えていって欲しいなと思った。
    吉井監督が率いる千葉ロッテの今後にも注目したい。

    何度か名前が出てきたが、ダルビッシュはやはり格が違うのだなと思った。

  • 220613
    コーチは選手をよく見るのが仕事
    自分の言葉で語らせる
    監督から信頼されるとモチベーションがあがる

  • 元プロ野球選手であり、日本球団だけでなく米メジャーリーグでも活躍された経験を持つ吉井理人氏の本になります!

    最近だと、WBCでも日本代表コーチとして帯同して世界一に貢献されました。
    この本は、現役引退後、投手コーチ勤めたり、筑波大学でコーチング理論を学んだ事について書かれてます。

    僕も経営者としと幅広く他業界、他業種でも世界で戦った方やその分野で一流を極めた方の経験や大事にされる事を学ぶととても勉強になり、自分自身の事業に活かせる事が多いです。
    語られる一つ一つ言葉から経験、確信が伝わり、言葉に重みを感じます。

    この本で感じた事は、しっかりコミュニケーションを取り、1人1人タイプの違う事を深く理解するが大切だと感じました。
    特に各選手の事を理解に努め、さらに主体性を持たせ、選手個人で考えさせる事の大切さを気づかせ、それが成長に繋がるという事、体感をもって理解してもらう事が大切さだ書かれておりました。

    僕自身は現在、コレド日本橋セレクトショップstyle table、治療院事業であるR& -ランド-を立ちあげで会社経営をします。

    東京にstyle table コレド日本橋店を出店しています。
    https://styletable.jp/shoplist/coredo-nihonbashi/

    品川・五反田エリアにて、治療事業の"治療院「R&-ランド-」"をリニューアルオープンしました。
    https://rand.atti-daihyo.com/

    地元広島では介護事業 及び 女子サッカーチームのサンフレッチェ広島レジーナのスポンサーにもなりました。
    https://www.sanfrecce.co.jp/news/regina/6782

    日ごろから仲間と力を合わせ、目標達成を向け試行錯誤しながら目指せる事に感謝です。
    だからこそ、もっと仲間の力を最大限発揮するためにはコミュニケーションを取り、理解に努め、自分で考える力を伝えるこたが仲間の成長にも繋がりと確信してます。
    僕も仲間と共に成長し、日々やるべき事をやっていき、行動で証し日本一の経営者になるという目標を達成します。

    株式会社アッティ 代表取締役CEO
    梁燦久(リャンチャング)

  • オーディオブック。WBC優勝侍ジャパンピッチングコーチ今シーズンより千葉ロッテマリーンズ監督。北海道日本ハムコーチ時ダルビッシュ大谷翔平、ロッテでは佐々木朗希を。自己の経験則による教えるティーチングではなく各個人の課題はそれぞれレベル、性格ごと違うのでこの方法がダメだったらいろんな引出しが必須。教えることよりも聴くことが重要とも。コーチが学びをやめたら教えることもやめるべき。ビジネスなどでも使えそう

  • プロ野球選手時代の経験とプロ野球のコーチの経験と大学院で学んだコーチ術に基づく本。
    球児は身体だけでなく頭も鍛えないと、自分で考えて成長することができないな、と改めて、教育の重要性を感じた。誰がどのように導くかによって、選手生命が断たれる、という厳しい世界の裏話としても面白い。スポーツ選手のみならず、社会人として興味深いお話だった。

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著者プロフィール

1965年生まれ。和歌山県立箕島高等学校卒業。84年、近鉄バファローズに入団し、翌85年に一軍投手デビュー。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年、ヤクルトスワローズに移籍、先発陣の一角として活躍し、チームの日本一に貢献。97年オフにFA権を行使して、メジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍。98年、日本人メジャーリーガーとして史上2人目の完投勝利を達成。99年には、日本人初のポストシーズン開幕投手を担った。2000年はコロラド・ロッキーズ、01年からはモントリオール・エクスポズに在籍。03年、オリックス・ブルーウェーブに移籍し、日本球界に復帰。07年、現役引退。08年~12年、北海道日本ハムファイターズの投手コーチに就き、09年と12年にリーグ優勝を果たす。15年、福岡ソフトバンクホークスの投手コーチに就任して日本一に、16年は北海道日本ハムファイターズの投手コーチとして日本一に輝く。また、14年4月に筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻に入学。16年3月、博士前期課程を修了し、修士(体育学)の学位を取得。現在も研究活動を続けている。

「2018年 『吉井理人 コーチング論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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