ミステリと言う勿れ(10) (フラワーコミックスα) [Kindle]

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  • 小学館
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  • ”してんちょう”の指示により、青砥と整は井口竜樹の居場所を突き止めるが、竜樹は絶命していた。遺体を抱え奥多摩のキャンプ場に向かう二人。場内の各コンテナには鍵山事件の関係者と、お互いに誘拐しあった子供が入っていた。コンテナ内のスクリーンに映し出された関係者は、疑心暗鬼になりながら互いの子供の命を天秤にかけさせられる。それは”してんちょう”のゆがんだコンプレックスが生んだ事件だった!

    ここらへんのサスペンス感の演出は、さすがに田村由美はうまい!

    私はこの物語をエピソード完結型と思って読んできたが、この巻では天秤座がテーマになっているように、星座でつながれた大きな物語にもなっているようなのだ。題名に反しているが、本格ミステリ作品と言えよう。

  • 子供が被害者の話は辛い。

  • 9巻からの続き、誘拐事件の巻のみでこの巻は構成されていました。一応この誘拐事件はこの巻で解決なので読了感はスッキリします。
    が、まさかこんな展開になろうとは・・・という感じです。

    でも、青砥さんもお父さんやなーって思います。実はステップファミリー(娘さんと青砥さんに血のつながりはない)だったとのことですが、自分の子のように娘を思うお父さんの姿が、うちの上司にちょっと重なりました。
    この話はドラマ化されるのかなぁ。筒井くん演じる青砥さんにスポットが当たる回になるのは間違いないのでやってほしいなぁ。

  • 泣いちゃったやんけ。星座のアクセサリーはどんどん謎。

  • 【Kindleにて購入】

    青砥さんの娘さんの友香ちゃんが誘拐された。
    そしてそれが1巻で出てきた青砥さんの関わる冤罪事件に繋がるとは…。
    物語の中とはいえ、子供が犠牲になるシーンはやりきれないなぁ。
    重くてしんどい展開があったあとだけに、最後青砥さんと友香ちゃんが親子で泣きながら抱き合うシーンは涙腺にきた。

  • 刑事の青砥さんが8年前に担当した事件に今度は青研さんの娘さんが巻き込まれます。犯人の思考が残酷で子供が巻き込まれたのは辛かったです。整くん最後まで踏ん張りました。

  • 面白い。感情移入はしないけどはらはらする。

  • ゾッとする犯行動機
    プールの名物先生が過去に子供の身売りのアルバイトをしていて,そのとき選ばれなかった子供が真犯人
    警察にも犯人か問われず,むしろ別の人間が注目されたことに苛立ちを覚えたのかな
    娘に静的虐待を加えていた小諸が選ばなかった少女を殺した
    いやーゾッとする

  • 青砥刑事の涙にもらい泣き(涙)
    子どもが絡む事件は本当に辛い。
    特に性被害が絡んでくると‥
    整くんの推理、視点がすごくうーんと唸ってしまう。

  • やっぱり単純に面白い。ビジュアルでこれが犯人だろうなというのは何となくわかったが、その背景がすごい。

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