DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2022年 2月号 特集「アジャイル化するプロジェクトマネジメント」[雑誌]

制作 : DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910059690229

感想・レビュー・書評

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  • 23/5/13
    大型プラント建設から始まったプロジェクトマネジメントは、ゴールが決まっており、ゴールに到達する管理手法もBest Practiceという形で組織に蓄積されており、それに基づいて様々な要素をいかに正しく管理するかが重要。しかし、ゴールそのものが分かりづらい現代において、プロジェクトマネジメントが問題解決にどのように役立つのか、難しい課題と感じる。

  • アジャイル…
    計画を立てて進むのではなく
    開発プロセスに反復的なステップに分割し
    プロジェクトのライフサイクルを通した柔軟性、テストと変更を実現する

    権限委譲は意思決定を委ねる
    エンパワーメントは意思決定と責任はあるが、相手が判断力を身につけるまで支援すること

  • 特に感想無し。

  • ●今号のプロジェクトマネジメントの特集は参考になるところが多くあった。「プロジェクトキャンパス」のテンプレートを実際に活かしてみたいと感じた。

  • 図書館で

    AI規制 結果の不公平さ 透明性 学習と変化結果が変わる

    プロジェクトマネジメント
    オペレーションからプロジェクトへ 運営から変革
    両利き
    インプットとアウトプット 成果と価値
    イノベーションの実践 チームの結成 便益の実現
     アジャイル 
    プロジェクトキャンパス 
    スキル プロジェクト管理 プロジェクト開発専門知識 戦略ビジネス感覚 リーダシップ変革管理 俊敏性順応性 倫理価値観

    1994 戦略組織システム から パーパスプロセス人材 経済主体社会的組織

  • 特集はプロジェクトマネジメント。個人的に非常に興味のあるテーマでなぜメガプロジェクトは失敗するのかをめぐっての論考になっている。要は、アジャイル化・モジュール化がポイントで、メガプロジェクトでもモジュール化はできるし、モジュール化をなんとか実現することに注力するべき。その点で、オックスフォードのベント・フラウビヤ氏の論文は学びが多い。スペインの地下鉄はモジュール化による成功例で徐々に開業していくことで他のモジュールもそこからの学びを得られるというもの。色々な要因はあるんだろうけど、その意味では日本の地下鉄も部分開業しているとは思う。
    実際には部分開業できないプロジェクトも多いと思われ、ではそういう時にどうすれば良いのかというのが、プロジェクトオーナーの悩みだろう。ただ、モジュール化を考えることから逃げて従来通りのウォーターフォールを採用するのは失敗が目に見えているので、プロジェクト冒頭でモジュール化の方法に頭を振り絞ることは重要なんだと思う。
    マクドナルドCEOの日色さんの手法も素晴らしい。現場でバイトのような働きをして現場を理解した後に意思決定の仕組みを効率化、また権限移譲ではなく最適な判断ができる人のところに意思決定権限を配置する等、勉強になることが多くあった。今まで存じ上げなかったが、非常に有能な経営者という印象を持った。

  • プロジェクトマネジメントも「アジャイル」がキーワードなんですね、と。

  • 今月は特筆すべきはなかった印象

  • 気になった点をいくつか。

    【AI活用のリスク】
    ・バイアスのかかった結果を生むAI
    ・AI判断の間違いの説明。公平感、信頼感は高まるがコストがかかる。
    ・AIの学習能力をどう管理するか、進めるか。
     →弊社でもAI専門の部隊がいるがここら辺のリスク認識、対応は進んでいるのか謎

    【メガプロジェクトでじっけんと学習のサイクルを高速化する方法】
    ・再現可能なモジュール設計とイテレーションのスピードが重要
    ・モジュール形式で素早く進めることができれば、その過程で実験と学習が可能になる
    ・逆に統合度が極めて高い場合には失敗する可能性は高い
    →弊社のBIGプロジェクトもモジュール化がうまく進んでいなかったようで、大幅な遅延につながっている
    →まずは小さくやってみる、というのが簡単に想像できない場合でも、モジュール化を考えていくことは大事

    ※イテレーション:プロダクトを作り、市場に送り出し、その様子を観察し、改善を設計して実行し、再び市場に送り出す

    ・ネガティブラーニング:学習により進捗が加速するのではなく、遅延する(さらなる障害が見つかりその対処に必要な作業が上乗せされていった)
    →弊社のBIGプロジェクトがまさにコレ。コンサル費用がどんどん上増しされていく…

    ・多くのメガプロジェクトは、学習と改善を実現するために、迅速なイテレーションができる再現可能なユニとに分割することが難しい。しかし、困難というのは不可能という意味ではない
    →まさにコレ。ギガネバダ、SMR(小型モジュール炉の原子力発電)を例にはなせるように覚えておこう

  • プロジェクトマネジメントが特集!
    ということで、どんな内容なのか気になって読み進めたけど、
    目新しい内容はあまりなかったな。

    IT関連の職種では日々プロジェクトマネジメントに関わるから、新しい手法もどんどん入ってくるし、体系化されている知識を身につけているせいかな。

    よく考えたら、他の職種ではそこまでプロジェクトマネジメントを学ぶ機会がないのだろう。

    面白かったのは
    「メガプロジェクトで実験と学習のサイクルを高速化する方法」。
    要はモジュール化してスピードアップしましょう、ということなのだけど、もんじゅが失敗例に出されていてわかりやすかった。

    逆に、東工大の名誉教授の記事は、プロジェクトマネジメントに対する記述が古すぎて、なぜこの内容を掲載したんだろうか、と思ってしまった。

    が、プロジェクトマネジメントに対する知見というのは、この程度のレベルなのかも、と思わされた。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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