何でもいいから消えてくれ 1 (HertZ&CRAFT) [Kindle]

著者 : ひなこ

• 大洋図書 (2021年12月6日発売)

感想・レビュー・書評

[ponponchanさんの感想 · 2024年4月6日]

美しい書影が目に留まり、そちらが3巻とのことで、1巻を読み始めました。

作品名と絵の雰囲気を見てゾクゾクします。ストーリーも仄暗くて雰囲気があります。

序盤から印象強い展開で、中々に鴫原くんが何を考えているのか分からないです。歪んでいて、陸くんが彼にとってどんな存在なのかがまだ分からず、執着心はどこから来るのでしょうか。

陸くん側からするとトラウマ案件が沢山あって気の毒に感じます。ただ、時々、まだ鴫原くんが心に残ってると思われる瞬間が垣間見られます。

2人がどのような関係性を築いていくのか気になる、ゾクゾクが癖になる作品です。

[寝てるさんの感想 · 2024年4月28日]

ドス黒い闇を抱えた攻めがなかなかにひっでぇ〜し怖ぇ〜（好き）
何度も受けに冷たくされても無視されてもあしらわれてもめげないしょげないでしぶとく付き纏いまくる攻めの異常執着がとにかくすごくて謎に感心してしまった。
3巻で脇キャラと受けの絡みがあるので地雷であれば注意。
攻めが受けに執着しまくる理由が気になりすぎるはよ知りたい。まだ続くようなのでオチによってはまた評価が変わる多分。

[つっき～さんの感想 · 2021年12月9日]

「何かいいの見つけた！」「何かいいの見つけた！ Re:」「何かいいの見つけた！ Re:2」のつづきでスピンオフ。「Re:」から描かれるようになった大杉の友人・鴫原と小春の同級生・八度の話。

本編の明るくほんわかした雰囲気の逆をいく、暗く重い世界。つづきが気になる。