バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則 [Kindle]
- かんき出版 (2021年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (213ページ)
感想・レビュー・書評
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伝え方の技術だけでなく、最後まで自分ごととして読めた。一読で終わらせず、期間が空いたらまた読もうと思う。
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最近、社内の研修で余ったレンガを魅力的に売るにはどうしたらいいかというセミナーをやったが、それと同じ類の話かなと思い読んでみることにした。
レンガの話は発想力を鍛える類の話だったが、こちらは伝える方法を伝授するノウハウ集みたいなもので、
ささったのは最初のほうに書かれていた「人は伝えてもらわないとわからない。」ということで、ただしゃべるだけではなくうまく伝えないと伝わらず伝え方には技術があり、態度や表情も大事ということであった。
自分が1回言ったことは相手が知っていて当然と若いころは考え、それが怒りになっていたこともあったが、この本が指し示すような話は長年の人生で会得できるものであり、それを再確認する意味で読んでよかった。 -
いわゆる、分かりやすく魅力的に伝えるための工夫についての本。
ようは、視点を変えて考えることで、より魅力的な文章が書けるようになるということなんだろうなと思った。
ただし、個人的に中には逆効果じゃないかと思うものもあった。
資料を提出する時に、「実はかなり苦労しまして、試行錯誤しながら10時間かえて作りました」ということも伝えるのは、人にとってはそんな感想はどうでもいいと思われそうだし、最悪、嫌味だと捉えられそうな気もする。
定例会議に名前をつけるというのは面白いと思った。ただの「企画会議」ではなく、「すごい新企画を考えちゃおう会議」というとよくなるというのは、確かにそうかもなと思えた。そういや昔自分も、メンバーの一人がプロジェクトを抜ける時に上司から「慰労会をしようと思うので、幹事お願いします」と言われたものの、「慰労会」という名前が固いなと思って「お疲れ様会」というように名前を変えたような。ようは、そういう感じがいいということなんだろうな。
「コミュニケーションスキルが高い人は『自分の脳と相手の脳が見ている世界が違うということをしっかりと認識している人』」という話は、納得できる。まあ、本当にコミュ力高い人は、違うということだけでなく、どう違うということも想像できる人なんだろうけど、違うということさえよく分かってない人もいるからね。
こないだ会社で、先輩社員の言いたいことがよく分からず、「それはどういうことですか」みたいな感じで聞くと、「何で分からないのか分からない」なんて前置きされたうえで説明されてイラっときた。何でそんな、自分の説明に自信があるんだと。この本にも書いてあるけど、相手が分かってくれない場合、相手の理解力が足りないと考えず、まずは自分の説明の仕方が悪いのではないかと思うのが大事なんだろうなと思う。 -
自分にない視点とか上手い言い回しとか気づきがあればもっともっと面白く読めたかも。
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伝わりやすいコツがわかった。
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伝える、ために大切にすることを分かりやすく説く。
本当に必要なことが相手に伝わったのか、こちらはそのつもり、では意味がない。シンプルで納得できる一冊。 -
伝えることよりも伝わるとことを意識して、相手ベースにすることが大切。うんうん。
言わなくても分かってくれるはず、なんて考えは捨てよう!
この人は理解が悪い、なんて考えも捨てる。相手ベースになっていない証拠だね。
お互いの人生を仕事でも何でも共有するのであれば、少しでも仲良くなりたいし、相手のことを知りたい。たしかに!
雑談は、仲良くなるためのもの!
イライラしたら「優しい人になろう」と心の中でつぶやく&3秒深呼吸しよ〜 -
伝え方の本。クイズもあって、楽しく読めました。