感性のある人が習慣にしていること [Kindle]

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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感想・レビュー・書評

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  •  本書は感性がある人の習慣を教えてくれる本です。まず私は感性があるとはなんぞやと思ってしまうほど感性がない人間だと思っています。しかし、本書に書かれている習慣は全て理解できました。要は理解も実践もいつでも誰でもできるのに私がしてこなかったことです。

     例えば、肌で気温を当ててみる。目的地を決めずに散歩するなどやろうと思えば今日からでもできることの連続で感性とは養われるのだと思いました。

     本書の魅力は内容もさることながら洗礼されたレイアウト、フォント、挿絵だと思いました。散歩をしよなどは、マインドセットの本であればよく出てくる内容ですが、本書にしかない特徴としてこれがあると思いました。

     正直まだ、感性がある人にはなれていないと思いますが、本書に書かれていることを実践しつつ感性を得たいと思います。

  • 本屋さんで表紙、装丁、タイトルの感じから手に取った一冊。

    著者は女性の陶芸家。

    中身はフワッとしたものだが、自分があまり持っていない視点、見方があり、参考になりました!

    - お店で出された器を「なでまわして」みる。お店の哲学に思いを馳せ楽しむ。→ランチのお店では、スマホを覗き込むんじゃなくて、店員さんの動きや飾ってある絵、器なんかに注目してみるか!

    - 「コンプレックス」を克服してみる。すると選択肢が広がり、自分の本音に基づく決定ができる。→自分、英語に苦手意識あり、何かと可能性を狭めている、と感じている。この本にコンプレックスの克服の方法は記載されていなかったけど(笑)まあ意識を持ってチャレンジ、努力してみるってことか。

  • 感性のある人=答えを出せる人のこと。
    物事をよく観察し、身の回りを整え、物事を多角的に捉えるために視点を変え、新たな世界を知るため好奇心をもち、そうして培われた感覚で物事を決める。
    書いてあることは単純で、今流行りの「丁寧な暮らし」をすればできそうなことばかり。自分と向き合う時間が大切だなぁ…。

  • ・感性のある人=外からの刺激を感じ取り、それを吸収、蓄積し、自分軸で価値判断できる能力の高い人。表面的なことではなく、生き方。先天的なものではなく、習慣で身につく。
    ・人との交流によって感性を養うためには、「熟成期間」が重要。交流によって得たものは、自分の中に残り、熟成される。熟成期間を確保しようとすると、たくさんの人に会う時間はとれなくなる。
    ・自分にとって気持ちよく活動できる集中と休憩の時間配分を知る。
    ・ネガティブな感情こそ真の自分を発見する大切な感情。
    ・NOT TO DOリストを作る。やりたいこととやらなければならないと思っていただけと気付ける。
    ・自分の100年史を作る。自分の歳以降は大きく風呂敷を広げて考える。できるだけ詳しく書く。

  • 芯を食った本だと思う。
    感性は五つの習慣で身につく
    ①観察する習慣
    ②整える習慣
    ③視点を変える習慣
    ④好奇心を持つ習慣
    ⑤決める習慣
    『買わない習慣』(金子由紀子)を
    読んでから「習慣」の意義を感じている。
    本書もそこへのフォーカスが冴えている。
    「(スマホは)自らの感覚を使う機会を
    失っている」(P50)
    「新たな表現手段を身につけることで
    新しい感覚を手に入れる」
    (「同義語を学んでみる」P71)
    「『解説を読まずに』美術鑑賞してみる」(P79)
    「よく使うものを『手前に』置いてみる」(P115)
    「動きがシンプルになり、
    小さなストレスが減る」(P116)
    「『ハンガーの数』を減らしてみる」(P117)
    「何かを買うことを、今手元にある自分の好きな
    ものと引き替えにする」(P122)※
    「『つきあう人の数』をしぼってみる」(P123)
    「必要なものは、またきっと違う形で
    手に入ってくる」(P126)
    「適度な飢餓感と緊張感を持って
    日々を過ごす」(P130)
    「自分が話すことに気持ちよくなっていると
    感じたら、話すのをやめる」(P171)
    「『初期設定』を疑ってみる」(P185)

  • 今後の生き方の指針になりました。
    特に風の言い方(?)には驚きました!

  • 真似してみようかなという習慣が何個かあった。
    少し感性が女性よりではあるものの、男性でも取り入れたい習慣が多数ある。
    センスとか感性って生まれ持ったものだと自分で勝手に思っていたが、後天的に磨いていけるんだとある種勇気をもらった。

  • こういう人になりたいな、が読みやすい形で言語化されていた。
    感性がある人は、答えがない問いに答えを出せる人のこと。うんうん、わかる。
    そして感性はトレーニングによって磨ける。習慣って聞くとうってなるけどそこまで深く考えないで実行していきたいなー

    酒やお茶の味を表現してみる

    香りを楽しむ(鼻炎どうにかしたい)

    パートナーについての考え方。人生100年なので。一時を預かるという気持ちでいこう。

    コンプレックスを克服しよう
    わたしだったらもうちょっと痩せたい?
    目立ちたいくせに人前に立つのがこわい?
    魚はたしかに捌けるようになりたい。帰ったら練習してみようかな。気まぐれクック見てるしな。

    Not to do listは、そういえば考えてみたことなかった。時間がある今、ちょっと作ってみようか。
    人生100年計画を立ててみる、も、大風呂敷を広げて、やってみようかな。

  • 自分と深く向き合うための習慣をたくさん知れました。金継ぎのお話が出てきましたが、実際にやってみたいと思うと同時にこの考え方を取り入れていこうと思いました。少しずつ自分の感性を磨いていきます。

  • 感性を磨く5つの習慣を解説した本。

    「観察する」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」の5つの習慣を行うことで感性が磨かれることを本書は説いています。

    感性が高くなると世界の見え方は大きく変わります。感性は日々の小さな習慣を積み重ねることで磨かれていきます。本書に書かれている習慣は難しいものなく、すぐに実践できるものばかり。

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著者プロフィール

陶芸家/アーティスト/SIONE代表取締役
京都で330年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれる。佐賀県武雄の草場一寿氏の元で修行の後、2005年に京都で自身の工房をスタート。2009年に法人化し、「読む器」をコンセプトにしたブランド「SIONE(シオネ)」を立ち上げる。2016年には銀閣寺近くで直営店をオープン。現在は、ミラノ、パリ、中国、台湾などでも活動の幅を広げている。ドキュメンタリー番組「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)出演でも注目を浴びた。

「2023年 『私らしい言葉で話す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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