さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち [Kindle]

  • イースト・プレス
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 5
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (178ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2006年、教育困難校の小浜水産高校で宇宙食としての鯖缶製造チーム発足。14代(年)に渡るバトンを繋いで、ついにISSで野口さんの口に。生徒や地域、関係者の熱い想いが伝わってきた。小坂先生の見取りの精神が素晴らしい。

  • 面白そうだと思ってポチっていたら、朝日の書評などでも紹介。水産を学ぶ高校生がサバ缶を宇宙食にと困難を乗り越えていく話。また、教育困難校をどの様に変えていけるかと言う話でもある。自分が高校生だったら、自分のいる間にできないことはやらないだろうなと思いながら、10年以上に渡り宇宙食の開発を続けてきた人たちは、宇宙食と言うアウトプットもさることながら、直面する課題に悩み、試して、解を見つけていくと言うプロセスを学んでいた。それが高校生を成長させ、一生続く宝物を手に入れたんだと思う。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1977年生まれ。京都大学東南アジア研究所研究員。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。
専門:民族植物学。

「2008年 『ラオス農山村地域研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小坂康之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×