My Evil Mother: A Short Story (English Edition) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 2022年 32ページ

    短編なのですが、かなり時間がかかりました。見慣れない単語が多かったです。おもしろいのかおもしろくないのかよくわからないままに、それでも最後まで読み切りました。
    シングルマザーの母と一人娘の親子関係を、娘の視点から語った物語です。娘が成長し、母親のもとを離れ、1人残った母親が年老いていくというお話でした。
    この母親がとても風変わりで、普通の人からは変人にしか見えないでしょう。思春期の娘が、母親と恋人のことで言い争いをしているシーンから始まります。
    魔女、火刑、黒魔術、タロットカードなどの言葉が飛び交い、話が訳がわからなくなり、一度通して読んだのを、もう一度精読しなおしたんですね。とにかく、不思議な物語でした。感想書きづらいですね。

  • ショートストーリーというからもっとあっさりした物を想像していたけど、よくよく考えてみれば、母と娘の間にそんな軽い物語なんてないか笑

    洋書あるあるの、「愛」を隅々まで表現する感じ。普通の洋書を1冊読むのに抵抗がある人は、まずこの本から始めるはありかも。要所の要素を凝縮した作品。

    ただ「家族」と「愛」がテーマなので、後半につれて若干重くなってくる。あと他のサイトのレビューにもあるように、タイトルが少し皮肉混じり。あまりタイトルに捉われないで読み進めた方が良さそう。

  • マーガレット・アトウッドの母娘にまつわる短編ということで楽しみに読んでみた。
    想像力にあふれ、すこし変わったやり方で娘の成長を守ろうとしていたお母さんの話で、いまいちグッと腑に落ちるところまで行かなかったものの、妙に印象にのこる話ではあった。

    価値観が違いすぎて理解し合えない母娘の話ってときどきあるよね。「わたしの名前はルーシー・バートン」を思い出す。

    ミステリ小説なんかでは使われないような文学的な単語が使われているところに「あぁ、アトウッドだなぁ」と。

  • これまでにたくさんの本を書き上げている作家だとは知りつつも、彼女の作品で読んだことがあるのは”The Handmaid’s Tale”とその続編の”The Testaments”だけなんだけど、つい先日リリースされたばかりのショートストーリーをたまたま目にしたのでKindleにダウンロードしてみた。エキセントリックなシングルマザーと、そんな母親に育てられた女性との間の絆にまつわるストーリー。本当にささっと読める長さで、いい話なんだけど、勝手にもっと泣けるような母と娘の話を期待してしまっていたので、ちょっと期待外れだったかな。

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