タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か? (文庫ぎんが堂) [Kindle]
- イースト・プレス (2022年2月8日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (355ページ)
感想・レビュー・書評
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面白かったー!
「笑っていいとも」「ミュージックステーション」を見ているだけでは分からなかった、タモリの面白さ、人間的な深み。「教養はあってもなくてもいい、大人のオモチャなんだから。あれば遊びが増えるだけの話」という言葉が、心に残った。
最後の年表も細かいところまで読み応えあり。
肩の力を抜いて、人生を楽しむ。
タモリの生き方は、私にとって理想的なものになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう少しふざけた本かと思っていたけどいい意味で真面目にタモリ哲学に迫ろうとする本だった。ジャズの精神が通底してるのかな。
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「笑っていいとも」を中心にしたタモリ論。よくまとまってるし、いろいろ面白い知見もあって良し。ただし、最近の「ブラタモリ」やネットにたくさん出ているタモリの料理レシピの話題には触れられていない。
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好きです、タモさん。
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「タモリ倶楽部」や、「ブラタモリ」と週末はタモリ三昧だ。その他、テレビのCMでも見かけるこの人は、どこかうなぎのようにつかみどころがない。
「BIG3」と呼ばれるお笑いの重鎮の一人だが、ビートたけしや明石家さんまのように全面に出ないが、個性が際立っている。
そんなタモリについて知ることができるのが今回の本だ。
どこか冷めた目で世の中をみている、人生に目標を持たない、変態を面白いと思うなど、人にはない価値観を持ち続けて生きているのがわかる。
今では、「ブラタモリ」で地理や地学に対するこだわりを持っている、あるいは「タモリ倶楽部」でたまに放送する鉄道特集でいきいきする一面を見ることができる。
タモリは唯一無二の存在だ。誰かがマネても決して追い越す、いや追いつくことのできない存在だ。だからこそタモリが今でも芸能界で生き続けているのかな。