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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)
感想・レビュー・書評
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自分に向いた仕事をし、親戚づきあいもし、恋人もいる。だから別に孤独というわけじゃない、でもどこか心に穴が空いたような中年男性の話。
どちらかといえば彼の縛られない生き方を羨ましいと感じるたちだが、他者との関わりで生じる違和感、煩わしさ、温もりといったものが巧みに描かれて、静かに作品の中に引き込まれていく。普段の読書傾向とは違うが時にはこういうしっとりとした読書体験もいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
孤独な中年男性の日常生活を描いただけなのに物語に引き込まれていく。
マイカは孤独を愛するがやはり限界があるのでたまに恋人がいる生活を繰り返していく。孤独な男なのに意外と世話好きで、意外といいやつという感じ。人間の本性は変わらないがちょっと意識をかえれば少しだけ幸せになることがある。
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