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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (259ページ)
感想・レビュー・書評
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虫自体の話も面白いんですが
コロナ禍への恨みつらみとか
せっかく見つけた公園の
虫のコロニーに殺虫剤をまかれるとか
見つけるまでに 一日千回井戸を漕ぐとか
そういう偏った愛が
暴走してる感じが
面白かったです
好きな事しかしてなくて
清々しい
そして 大黒柱の奥様を
尊敬しちゃうわ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たまにゴミムシを見かけることはあるが、こんなに種類があって絶滅危惧種もあるなんて知らなかった。特定の地域でのみ発見されている昆虫も多いと。そんな昆虫を見つけるために、井戸の水を汲んだり土を掘ったりする著者の日常、想いが描かれている。特に、狭い範囲でしか見つかっていない昆虫は、その自然が壊されると絶滅してしまうと。自宅の周りでも開発が進んでいる場所もあり、キジの住処がなくなると思っていたが、地上の、地中の昆虫たちもいなくなってしまうのだと思うと、もっと注意深く昆虫も観察しようと思う。
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うちの近所でも嫌われ者の黄色スズメバチに寄生するネジレバネ。
ブンブン来て恐ろしいくせに寄主になっていたりする。
その時点で嫌われ者が親しきものに変身する。
作者の言う「分からないから分かりたい」は貴重な言葉だ。
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