悪役令嬢にハッピーエンドの祝福を！アンソロジーコミック (マッグガーデンコミックスavarusシリーズ) [Kindle]

著者 : 真柴なお 小箱ハコ 赤羽にな みけだて 榎のと 鈴元香奈 立草岩央 餡子 枝豆ずんだ 坂東太郎

• マッグガーデン (2022年4月14日発売)

感想・レビュー・書評

[満開さんの感想 · 2022年5月9日]

読み切り５本収録。
悪役にされた令嬢や、悪役令嬢に転生してしまったアンソロジー。３と４本目は転生悪役令嬢。

１本目の婚約者は何だったんでしょう。主人公との婚約前に振られたからって、主人公に八つ当たりって。百歩譲って八つ当たりも会って数回まででしょう。期間も長そうだったし、無視以外もあって、はあ！？でした。無視されてオロオロする相手を見て優越感に浸るただの最低野郎です。ムカつきました。

４本目は悪役令嬢が小説のシナリオから外れるお話でした。小説の舞台になる学園には行かずに未亡人を目指すという。短い中で伯爵視点もあって良かったです。異国情緒溢れる？イケメンなのも！
主人公が伯爵に甘やかされる所や、学園の詳細、もっと続きを読みたくなりました。

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0.カバーイラスト／iyutani
1.婚約者が無視ばかりするので、婚約破棄します／小箱ハコ（原作：立草岩央）
2.旦那様は私を殺したいほど憎んでいる／真柴なお（原作：鈴元香奈）
3.悪役令嬢ですけど、すでに義弟をいじめた後でした。／赤羽にな（原作：餡子）
4.悪役令嬢、物語の冒頭で死ぬ伯爵の未亡人になろうとしたのに、伯爵様が死にません。なんで？／みけだけ（原作：枝豆ずんだ）
5.婚約破棄された侯爵令嬢は落とし前をつける。拳で。／榎のと（原作：坂東太郎）

[sakuraさんの感想 · 2022年4月16日]

Kindle版読了。

5編の短編が収録されたアンソロジーコミックです。
「小説家になろう」の短編小説が原作なのか、健全な少女マンガでHシーンは一切ありませんでした。

ヒロインとヒーローが結ばれて即エンドとなるので、ラストが呆気なく感じました。

個人的には4編目の『悪役令嬢、物語の冒頭で死ぬ伯爵の未亡人になろうとしたのに、伯爵様が死にません。なんで？』が面白かったです。