家計法廷さんの感想
2023年8月19日
占い師オリハシシリーズ第一巻。 ラノベ風ミステリ。連作もの。 高名な占い師の姉が定期的に失踪するため、その代理として占い師の仕事を行う妹。姉とは違い超能力等ではなく、推理で持ち込まれる事件を解決するもの。 軽く読めるミステリものだが、伏線等は意外にしっかりしている。ラストが思ったより変なところに着地したため、続編が出ててびっくり。
2015年、『宝石吐きのおんなのこ』で第2回なろうコン(現ネット小説大賞)追加書籍化作品に選出され、デビュー。本作はシリーズ化され、10巻にて完結した。’22年、『悪役令嬢(ところてん式)』がコミカライズされ話題に。ほかの著作に『占い師オリハシの嘘』『うちの作家は推理ができない』。 「2023年 『占い師オリハシの嘘2 偽りの罪状』 で使われていた紹介文から引用しています。」