鋼の自己肯定感 ~「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法 [Kindle]

著者 :
  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • 自己効用感、自分が必要とされてるかどうかではなく、自己肯定感存在しているだけでいいという考えが大事。常にポジティブの言葉を使う事も大切

  • Kindleにて。
    自分の味方は自分であって、全てを良いように捉えようといった内容。
    ここでの強みは鋼の〜というところ。どんなに理不尽な目に遭っても自分にとってプラスになるように変えてしまえ、相手も虫の居所が悪かったんだ、きっと相手も辛いことがあったんだと自分に言い聞かせてポジティブを保てば、人生マイナスになることはないよって話。

  • 一読して、「はて?自分は自己肯定感が高いのだろうか?」ど自問した。
    どうにも判然といない。
    ようは現実に対しても、自分に対しても妙に達観しているというか、醒めているのかな?と思った。
    この本に述べられたハウツーはおもにアファメーションだが、これを続ければ熱い心が手に入るのだろうか?

  • 自己肯定感の上げ方って意外に簡単なんだなと思った。

    ヴィクトール・フランクルの夜と霧という本の事が書かれていて読みたくなった。
    ヴィクトール・フランクル氏はユダヤ人の強制収容所の生還者らしい。
    この本を読んだら自分の境遇を嘆くのが恥ずかしくなりそう。













    以下ネタバレ!!!!!





























    自分を世界一の親友にする

    世界の常識はそれぞれ違うから、常識と思い込んでいるものはつまらなくてどちらでもいいこと。

    自分が何歳だと思って生活するかが身体に与える影響を調べた「反時計回りの実験」では、70歳の人達を集めて20年前の建物や服装で生活させた。5日間の実験後は手先が器用になったり見た目が若くなったりなど被験者たちは若返った。自分の思い方次第で人生はどうにでもなるということ。

    「本当の自己肯定感」は、性別、年齢、国籍、家族構成、仕事などといったレッテルを超えた「自分の存在そのもの」であるということ。「自分の存在そのものに無条件で価値がある」

    スティーブ・ジョブズのスピーチ「君の時間は限られている。だから誰かの人生を生きて、時間を無駄にしないで。常識(ドグマ)に囚われるな。それは、他人が考えたことを鵜呑みにして生きるってこと。他人の意見に惑わされて、自分の内なる声を見失うな」

    風に吹き飛ばされると思ったので、赤信号を無視して走って横断歩道を渡った。渡り切ってふと後ろを振り返ると、日本人は全員、ずぶ濡れになって吹き飛ばされそうになりながら、車が一台も走っていない横断歩道で、信号が変わるのをじっと待っていた。

    何もできない赤ちゃんに対して親や祖父母が無条件で抱く愛情、その愛情を自分に対して抱くのが、本書で定義する自己肯定感だ。存在レベルの愛情。
    良い自分、悪い自分、過去も含めて自分を無条件に受け入れ愛することが真の自己肯定感。

    自分は誰かの役に立っている【自己有用感】
    自分は何かができる【自己効力感】
    自己肯定感とこれらを混ぜこぜにして語ることは非常に危険。

    自己肯定感の低さを埋めるために自己有用感を高めようとすると、「自分はやりたいことも我慢してこんなに人の世話をしているのだから、あなたも同じようにしなさい」と押し付けてしまう。他人の幸せを心の底から喜ぶこともできない。

    自己肯定感と自己中は違う。
    自分よりすごい人が現れれば素直に感動、賞賛こそすれ、恐れることはない。
    メイクは自分を大切にしているから、高級品も質を気に入ったからであり、マウンティングのためではない。

    自分責めや過去の出来事責めは一切止める。

    傷ついてる人が他人を傷つける。
    傷つけてくる人はかわいそうな人。

  • Amazon Audible で聞いて、unlimitedで拾い読みをした。
    「鋼の」というタイトルがキャッチーで頼もしそうで手に取った。著者が女性なので意外な印象。

    自己肯定感が高い状態って、現状に満足しきって変化を起こすモチベーションが湧かないのでは、と思っており、そこを打破するヒントが得られればと思って読んだ。
    (夏休みの宿題を心の底からやりたくない、自己肯定感がめっちゃ高い子供は、やるべき宿題をやらず怒られてケロッとしてるのでは…?みたいな)

    自己肯定感が高まっていくと、自分がやりたいことが湧き上がってきて変化を恐れなくなり、色々前向きに取り組める。絶対やりたくないことはやらずに済む手段を考える、というあたりが答えのようで…
    私自身はそこまで自己肯定感は低くなく、親も尊敬してるし環境にも感謝してるけど、理想を掲げて叱咤しないと怠ける自分がいるよねと思っており。
    やたらとシリコンバレー礼賛してるけど、アメリカ社会情勢も問題だって色々あるでしょう?そこは触れないの??みたいな気持ちも湧き上がる。

    結局、「これをやるべきだ、やれない自分が悪い」と考えるのは良くなくて、本当に自分がやりたいことを気持ちよくやることが良い、というシリコンバレー土着の宗教なのかなと思った。
    やるべきことが世間に定められて、そこに向けて黙々と私を殺して取り組むのが美徳、という昭和的価値観も宗教。
    どっちもイマイチ好きになれないけど、バランスをとって現実をサバイブできればいいなと思う。

  • それが出来ないから自己肯定感が低いったい!
    って言いたいことばっかやった。
    そりゃアメリカさんは違うけんねー、と。
    ただ。
    「毎日感謝をすること」
    これは出来るかもしれない。
    騙されたと思って、やってみようと思う。

  • ・自分を世界一の親友にするっていう考え方すごく好きだと思った。
    すごく頑張っているのに自信を持てない友達がいたとして、「大丈夫だよ!自信もってよ!」って声かけるのは簡単。なのに、自分のことになるとあまり上手くできない。
    でも、自分のことを親友として一歩引いて見れば、不思議とすぐに前向きな言葉を見つけることができる。

    ・許すではなく赦す、という考え方もすごく刺さった。
    生きていれば人を傷つけ、人に傷つけられる経験は誰でもあると思う。
    行為自体は許せなくても、人(自分も他人も)は赦す。

    ・正直いうと、私は子供の頃は自分のことがすごく好きだった。
    家族、親戚からたくさん可愛がられて育ったし、小さい頃は母親と出かけることが多かったが、どこに行っても「お母さんとそっくりね、可愛いわねぇ」みたいな言葉を必ずかけてもらったのをよく覚えている。(まあ子どもだし珍しいことではないけど)
    別に誰かとの比較による可愛いではなく、自分の存在そのものを肯定されているような嬉しさに近かった。
    小学生3,4年くらいだろうか、女子が女子らしく群れたり噂話が大好きになる年頃のとき、女友達からの「えー、自分のこと好きとかキモーイ」みたいな言葉にハッとして、私はグループからハブられるのが怖くてその意見に同調した。
    以後、割とずっとその考えに支配されていたと思う。
    自分の中にどこか好きじゃない部分を作らないと、友達と上手く付き合えない気がしていた。
    でも実際はそんなことなくて、「私は私が好き」というマインドをちょっとずつ持つようになってからも友達は減らないし、むしろキラキラした友達が増えた。
    これからももっともっと自分を好きになっていいんだと思えた。

  • 今までの思考を変えれるキッカケになったと思う。自分は最高の親友を胸にもう下がらない自己肯定を持つ!

  • 最強の自己肯定感を身につける方法を解説した本。

    幸福を感じるには自己肯定感を高め、維持することが大事です。自己肯定感を高めるだけでなく、高いまま維持する習慣を本書は教えてくれます。

  • 自己肯定感が高いとは、ありのままの自分を無条件で受け入れ愛している状態
    自己肯定感を上げるとは、自分を世界一の親友にすること。自己肯定感はずっと上がったままにすることができる。

    自分を存在レベルで肯定すること。ありのままの自分を無条件で受け入れ、愛すること。そこには良い自分も悪い自分も含まれる。
    何かができるからでも何かが得意だからでもない。なんの条件もなく、存在に対する愛おしい気持ち。

    誰かの役に立っているという「自己有用感」、なにかできるという「自己効力感」とも別。絶対にごっちゃにしてはいけない。
    これらがなくても、自己肯定感が高い状態が成り立つ。これらを自己肯定感より先に高めるとよくない。
    自己肯定感という土台をしっかり築かずに善行、利他、成功を追求すると、ふとしたきっかけで脆く崩れてしまうだろう。

    成績だけでジャッジする、今のままのお前に価値がないという、結果が出せなければ意味がないという上司の元で働きたいか?
    結果が出たら喜んでくれて、結果が出なければ建設的なアドバイスで励ましてくれる上司の元で働きたいのではないか?
    人生で一番長い時間を一緒に過ごすのが、自分自身だ。

    自己肯定感を挙げたり下げたりしているものの正体を突き止め、根本から改善することが必要。

    ■影響を受けやすい原因
    他人からの評価。他人からの評価はコントロールできない。評価されなくても死ぬこともないし、行動の動機にする必要はない。まずは気にしないと決意すること。
    他人との比較での自己評価。ありのままの自分を認めるのに、常識が邪魔していないか。
    失敗。人の性格や能力はいくらでも変えられるという成長マインドセットを持つ。能力の証明に意味はない。能力をさらに伸ばすことが目的なので、失敗は成長に繋がっていると捉え、よりよい人生の糧にすればいい。

    自己肯定感は決意だから、その日から変えられる。
    「過去に何があっても、今どんな状態でも、未来に何があっても、私は私を受け入れ愛する。自分は一生自分に寄り添い、自分の親友になる」と決める

    人は自分にどんな言葉を語りかけるかで人生の結果が大きく異なる。自己確証動機で、信念にあった証拠を集めてしまうから。
    ポジティブな信念を持つことが人生を変えていく。
    アファメーションで自分に対してポジティブな言葉をかけていくと、ポジティブな信念に変わっていく
    ■アファメーションのルール
    主語をはっきりさせる
    過去形や未来形は使わず、現在形または現在進行型に
    否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使う
    願望ではなくあたかも現実のようにいう
    朝晩毎日、最低21日続ける
    鏡の前でいうのも効果的
    その状態を現実のように感じながら、イメージして唱える

    ■私は自分が大好きです
    ■私は何も証明する必要はありません
    ■私は自分を赦します(行為は反省するが、してしまったことは許す)
    ■私は他人を赦します
    ■私は過去を許します
    ■私はついています
    ■天は私を愛しています
    ■私には無限の可能性があります
    ■天の力を借りれば私には何でもできます

    思考と感情は選ぶことができる。それならば、自分が一番幸せに感じるものを選ぶのがいい。

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著者プロフィール

・シリコンバレー在住&勤務歴22年。アラン・コーエン氏のもとでホリスティックライフコーチのトレーニングを受けた認定ライフコーチ。
・三重県の漁師町生まれ。田舎の保守的な雰囲気が肌に合わず、外国に憧れ、日本脱出を夢見ながら育つ。
・津田塾大学英文学科卒業後、イリノイ大学で日本語教授法や言語学を学んで修士号を取得。
・日本で米国のコンピュータ関連会社に勤めた後、再び渡米。IT企業でマーケティング職に携わる。ソフトウエア、アパレル会社などを起業。法律事務所勤務、プロの通訳、翻訳者としての経験も持つ。
・稲盛和夫氏の盛和塾シリコンバレーに8年間塾生として所属し、広報を務めつつ、仏教やニューソートに基づいた真我や自我について深く学ぶ。同時に西郷隆盛氏、中村天風氏、斎藤一人氏などの教えにも触れる。アドラー心理学、ポジティブ心理学、マインドセットなども独自に学ぶ。
・その後、アラン・コーエン氏から指導を受け、アンソニー・ロビンズ氏のコーチングプログラム開発者からメンタリングを受ける。

「2022年 『鋼の自己肯定感 最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣から開発された”二度と下がらない”方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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