夢をかなえるゾウ0（ゼロ） ガネーシャと夢を食べるバク [Kindle]

著者 : 水野敬也

• 文響社 (2022年5月19日発売)

感想・レビュー・書評

[にゃごさんさんの感想 · 2022年11月1日]

夢を持つということの難しさ、現実と向き合ってばかりでいつの間にか忘れてしまっていた感情を面に出す方法をこの作品は享受してくれる。
ただ、過去作の中では一番平凡。話は散らかっていたかな。

[bero0930さんの感想 · 2023年1月1日]

さすが安定のガネーシャ様シリーズ！！今作はエピソード0というわけでガネーシャ様の生い立ちやお父上シヴァ神もでてくるワクワクドキドキ摩訶不思議アドベンチャー回！！いつも通りの面白いパワーワード連発やしスッと物語に入っていける会話劇と空気感ですんなり楽しくガネーシャ様と成長していける自己啓発本！！！

[シンバさんの感想 · 2022年7月5日]

すっかりガネーシャのファンになってしまっているワイ。

本作のテーマは
夢の見つけ方


忘れていたなー
最も大事なこと。

最高の行動を選択し続ける。
他者の好きで凝り固まっているので
他者の目線ばかり気にしながら生きていて
すっかり自分の好きがなんなのか
分からなくなっている。


自分をしっかり観察して

上機嫌で行動し続ける。

夢とはエゴ。


自分を満たす。
その先に他者も満たすことが可能となる。

自分すら満たすことができないのに、
他者を満たすことはできない。

ありのままを愛する。

当たり前だけど
このインターネットが普及された
昨今ではとても難しいような気がしてきます。

利便性を求め、
人間の都合いいように
世界を変えたばっかりに
狭間で苦しんでしまっている人。
不便益という言葉を思い出しました。


無味乾燥な日々を過ごしている人は、
本書でなにか新しい気づきを得られるのではないでしょうか。

[ごいさんの感想 · 2022年5月19日]

夢≒エゴ

自分を好きでいるためには、自分に正直であること。

同じ痛みを持つ他者を救うことが使命や夢になる。

夢を持つことは自分と他の人を好きになることみたい。

夢がないなりに手数を多くして人と出会ったり職業を体験してみるといい。
新しい出会いは新しいストレスを生むかもしれないからと言って萎縮するのはもったいない。伏線はエンディングまでわからない。
夢がなければいけないわけではないが、人生の意味を一変してしまう出会いがあるかもしれない。

「君の言うとおり、私は金なし芳一だ。そんな哀れな芳一に、お金を貸してもらえないだろうか」 「頭が高えよ」 　バクの言葉に心臓が止まるかと思った。そして、課長はぷるぷると震えながらも言われた通りさらに頭を下げたので、僕の口の動きは完全に見えなくなり、いよいよ僕とバクの判別ができなくなってしまった。」

「自己投資以前に、自己管理がなってねえぞ。ていうか、今、お前が穿いてるパンツ、ゴムが伸びきってダルダルじゃねえか。人から見られるところに気い遣っとけば隠れた部分はどうでもいいってか？　お前の人間性は、例えるならポスターだな。正面は華やかだけど、横から見たらぺらっぺら、裏に至っては完全な白紙だわ」
「ていうか、パンツだけじゃなくてお前が身に着けてた高級スーツや時計、会話のふしぶしに出てくるわけの分からねえ横文字も全部間違ってるからな。お前の生き方を例えるなら、食べ放題レストランのチーズフォンデュのとこにあるパッサパサのパンだ。単品じゃ不味くて食えねえからって、チーズのコーティングと『フォンデュ』ってお洒落な響きでごまかそうとしてんじゃねえよ。いいか？　本当の自己投資っていうのは、外面じゃなくて内面を磨くことなんだよ。このスーツと時計を質屋に売っぱらって、その金でセミナー行けよ！」 「ごもっとも！　イエス！　イエェェェス！！！」 　バクの言葉に盛大な拍手を送る猿渡先生。」

「もしかして、バクちゃん、朝から何も食べてへんかったんちゃうか？」 　すると、バクは長い鼻をふらふらと伸ばして僕を指した。 「こ、この者の会社には……夢を持った人間が全然いないんです……。例えるなら……夢の限界集落……夢の不毛地帯……ペンペン夢一つ生えない焼夢原……」

「『失敗したくない』『嫌な思いをしたくない』という思いに人生の手綱を握られてしまっているからだ！　ヒヒーンッ！」 　ガネー馬は僕の返答を一切待たずに言うと、前足で僕を指して続けた。 「そして、それこそが、人生で最も確実に失敗し、嫌な思いをする方法なのだよ！」

「最高の『楽しい』は、必ず『分からない』を含む」」

「会社で働かないと生活できないから」と自分の感覚に蓋をして、日々の生活を送ってきた。 　本当の僕は分かっていたのだ。朝、起きられなくなったのも、皮膚の表面や胃の奥が痛み出したのもすべて、僕からのメッセージだった。 （僕には、普段意識していない、素晴らしい能力が備わっているんだ……）


夢は長期目標

[Ryogaさんの感想 · 2023年4月2日]

夢をかなえるゾウ0/ 水野敬也

今回も教えてもらいました！宇宙一の教え！！

社会人になって毎日忙しく働く中でふと、
「自分の夢ってなんだったっけ？」と思いこの本を手に取りました。

今回の教えの中で自分に刺さったのは次の３つです！

・自分の感情を丁寧に観察する
・やりたくないことを書き出し、やりたいことにする
・他人のありのままを愛する

固定観念で上書きされた自分の気持ちに寄り添い、
余計なものを削っていく

あんまり肩肘張らずに一つ一つガネーシャの課題を実践していきたいと思います！

[Soheiさんの感想 · 2023年4月3日]

・感想
シリーズ最新刊。
思わず書店で買って読みましたが、面白かった。
なぜ０？なのかはよくわからなかったけども…。

・Todo
他人の背景をしる。
まずやってみる。
生活にいろんな初めてを取り入れてみる。

[カタルーニャさんの感想 · 2022年6月19日]

シリーズ集大成？なのでしょうか？
作者渾身の思いで綴られた人生訓と、
重苦しさを和らげる？数々のダジャレと強引なたとえが、絶妙なブレンドとなり、
いつもの世界観がありました。
読み物としては楽しい!で終わりますが、
大切なのは自分の人生にどう落とし込むか？なんですよね。
娯楽で終わらせないように自分を戒めます。

[植田仁（うえだひとし）さんの感想 · 2022年6月18日]

1.好きな匂い、物、人、場所を見つける

2.生活に「初めて」を取り入れる

3.実物をみる

4.欠点や負の感情を「自分の一部だ」と思う

5.誰かのありのままを愛する

6.やりたくないことを全部書き出し、やりたいことに転換する

7.名作を鑑賞する

8.仮体験をする

[おとんさんの感想 · 2022年6月11日]

夢なき者の願いを成就させる。夢をかなえるゾウのガネーシャは、この「ゼロ」からの難問を、課題をクリアすると自然に本物の夢が見つかる方法で解決していきます。エピソード「ゼロ」にふさわしく、ガネーシャ誕生の秘密も明らかに。物語を楽しみつつ夢を探すお手伝いしてくれる、人気シリーズ最新作。

[ムキさんの感想 · 2022年6月4日]

シリーズ前作読んできたが、これまでとは違う観点だった。今作は夢をもっていない一人の青年が、自分自身と向き合いどのように夢を持ち、実現していくか描いてました。
夢を実現するためには過去の痛み（エゴ）が原動力になる。しかし、それだけでは自分という範囲にとどまってしまう。そのため、自分と同じ境遇になっている人を救いたい、という気持ちが夢を膨らませ最高を引き出すことが出来る。
だから、過去つらいことや困難があっても、ドラマのような伏線だと思い、希望も持ち続けることが大切である。

著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる！』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『ＬＯＶＥ理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではＤＶＤ『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ４（文庫版）』 で使われていた紹介文から引用しています。」