ゼロからわかる量子コンピュータ (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • オーディブルで拝聴。Q-Questの参加期間中に参考に聞いてみた。各社の事例が詳しく書かれており参考になった。こういった分野違いの本も「とりあえず聞いてみよう」となるのがオーディオブックの良さだなぁと。

  • 物理学の知識が無いので、自分には理解できず残念。それでも、わかったことはいくつか。
    ウクライナは戦争始めたせいで遅れをとることになった。
    光量子コンピュータは中国がすごい。
    量子コンピュータが暗号の解読など犯罪に使われるとヤバいので、警戒や対策は始まっている。
    など。
    ウルトラマンガイアを思い出してしまった。

  • 量子コンピュータの基本的な原理の説明は曖昧だが、量子ゲートの考え方やショアのアルゴリズムなどが紹介されていている。それらによって量子コンピュータが出来ること、また何が困難で問題であるか幅広く説明されていて、非専門家にも量子コンピュータの位置づけが理解しやすい。

  • 数式が出てくる。やや何回。量子重ね合わせ。
    D wave

  • 相変わらずついていけないのですが、量子の規模感とそこを学ぶ意義、その理論や分類を知った上でこの本を読んだので、理解はしやすかったです。今回得た点としては理屈を理解というのは難しいのは当然ですが、量子コンピューターがスーパーコンピュータなどといった高性能な従来のものの延長線上にある以上の特性があること、その特性ゆえに実用化に難点がありそれを乗り越えようと研究が進んでいること、従来型の機械の延長線にあるようなスペックだけでも安全保障上の脅威になりうることなどでした。
    今の実現しているレベルを感覚としてしれたのは興味深いものでした。

  • なぜ既存のコンピューターとは比較にならない潜在力があるのか、マスコミは煽るが技術的な課題が多く、実現の見通しが必ずしも立っているわけではないこと等々がよく分かった。ただズブの素人はシュレディンガーの猫がまだ府に落ちてない(苦笑)

  • 開発競争

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著者プロフィール

1963年群馬県生まれ。KDDI総合研究所リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。専門はITやライフ・サイエンスなど先端技術の動向調査。東京大学理学部物理学科卒業、同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭をとった後、現職。著書に『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃』『仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』(以上、講談社現代新書)、『ブレインテックの衝撃 脳×テクノロジーの最前線』(祥伝社新書)、『「スパコン富岳」後の日本 科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)など多数。

「2022年 『ゼロからわかる量子コンピュータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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