- Amazon.co.jp ・電子書籍 (174ページ)
感想・レビュー・書評
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オーディオブックのさらに効率的な使い方のヒントがあるかな?と思い、本書をオーディオブックで読了…(笑)
結論から言うと、すでにオーディオブック使っている人はあえて読む必要は無いかと。
具体的な方法(効率的な勉強法とか、使い方とか)について参考になる内容はほとんど皆無、あくまでもオーディオブック・サービスのPR本ですね。
効果的だっていうエビデンスはいいから、もっと上手い使い方を教えてくれっていう…(笑)
「一日の予定を表にして耳勉強の隙間時間を見つける方法」は「隙間時間の可能性」を気付かせてもらえる内容だったので、やってみようかと。
あと「聞く日経」も取り入れる(笑)
オーディオブック自体はとても良いサービスで、かつ作者のサービス普及に対する想い・熱量は感じましたので、そこも鑑みて星2とさせて頂きました。
<内容(「BOOK」データベースより)>
「時間がない」「集中できない」「読むのが疲れる」に効く! 記憶効率アップ!集中力アップ!も叶う 脳科学研究で効果が実証された話題のスタディハック! 「散歩しながら、飛行機の中、スキー場のリフトの上。 オーディオブックで読書の生産性があがり、勉強量が格段に増えました。」 星野佳路氏(星野リゾート代表)推薦! オーディオブック・ポッドキャスト・ラジオを活用。 スマホ1台でいつでもどこでも学べる。 通勤・家事・ドライブ・ランニング・散歩・入浴・就寝前など 「耳のスキマ時間」を有効活用! ビジネスパーソンのキャリアアップはもちろん、 受験勉強から大人の学び直しまで、幅広く使える 日本のオーディオブック業界のトップリーダーが教える 知らなきゃ損する勉強法!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
耳を活用した勉強法の本
メモ
・2種類の勉強法
耳を活用しだ効率インプット法
頭の中の声を活用した思考法
・読書は脳への負担が大きい -
『耳で聴く、新しい読書スタイル』
audiobook.jpを運営する「オトバンク」の代表取締役会長・上田渉氏によって、主にオーディオブックの有効な活用方法について書かれた一冊。
著者は偏差値30から音読を使った独自の勉強法で、二浪の末に東大に合格した経歴をお持ちです。その成功体験をもとに、今よりも電子デバイスが充実していない頃から耳を使った勉強法に可能性を感じ起業。その後、日本を代表するオーディオブック企業まで成長させており、本書の内容に説得力があります。
多少自社サービスの宣伝色が強い作品ではありますが、私自身audiobookやaudibleといったオーディオブックサービスを3年以上利用しており、すきま時間の有効活用に非常に便利であることを実感しています。
2022年には「オーディオブック」が流行語大賞にノミネートされ、以前よりも耳読が一般に受け入れられ始めています。ユーザーとしては本書のようなオーディオブックの様々な活用方法が広まることによって、市場が大きくなり、より一層サービスが向上することを願っています。 -
オーディオブックで読書を始めて2年。サブスク解約しようか迷ってたけど、やっぱり続けようと思った。
ただ、「学習スタイルチェックシート」で調べたところ、自分は完全に視覚優位で、聴覚はその半分の点数だったんだが。 -
Kindle Unlimitedで。
期待はずれ。
具体的な勉強法を知りたかったのだけど、オーディオブックの歩んできた歴史だったり周辺知識がメイン。
5章でようやく勉強法なのだれど、あまり科学的根拠がここは示されていない。
また、目新しい勉強法でもない。
耳にゆとりがあって、これから活用したい人には役に立つのかな? -
紙の書籍にて。
Audiobook の創業者による耳の活用法。
オーディオブック自体はAudible でその有効性は十分に理解しているので、より効率的に活用できる方法を求めて読んでみた。
読書より、オーディオブックの方が脳への負担が少ないというのは実感としてある。
文字を目で見る、というプロセスがまるっと抜けた分だけ脳への負担軽減、という話に納得した。
普段は2倍速で聴くことが多いのだけれど、3倍速や4倍速はさすがに無理…と思っていたら、10分や15分集中していれば聴き取れるようになるとのこと。
これには驚いたので、ぜひ試してみたい。 -
audiobook
耳で学習することの効用や具体的ノウハウについて書かれた本。著者はaudiobookを運営するオトバンクの会長。
言ってみれば自社の宣伝本だが、耳学習の効用に対する脳科学的な裏づけなんかは興味深かった。思えば、英語のポッドキャストや国語のディクテーションなんかも耳勉強。今はランニング中にaudiobookを聞くのを習慣にしているが、結構気に入っている。電車移動は読書に充てているが、徒歩移動なんかの時間も使えるなというのが最近の気づき。ただ、15~20分と時間が短くなる分、コンテンツは考えどころ。より自分に合ったスタイル・コンテンツを確立していきたい。おすすめのオーディオブックリストも付録にあるので参考になりそう。
目に不自由があっても読書が楽しめるというのもいいところで、こういうサービスが広がるのはいいことだなとも感じた。 -
audiobook.jpは普段から愛用しており、そのサービス提供会社の会長さんの本という事で、読んでみることに。
本の中で、同じ本のオーディオブックを2倍速以上で聴きながら、文字を追い掛ける読書法が紹介されており、本書のオーディオブックがaudiobook.jpのサブスク対応している事に気付き、早速3倍速で音声流しながら本の文字情報を追い掛けてみた所、スイスイ頭に内容が入って来つつ読了できたので、今後もこのやり方を取り入れてみようと思った。
また、本書の読書を機に、落語のオーディオブックを聴いて、話し方を学んでみようかと! -
オーディオブックをまだ使ってない人には良いと思う。すでに活用しているなら、そこまで必要ないかも
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最近、ときどき徒歩で通勤するするようになって本が読めなくなり、オーディオブックが気になってきたので読んでみた。
耳で勉強というのは個人的には、うまくいかない印象があったのだけど、この本を読んでみるとむしろ効率のいい勉強法なのかもしれないと思った。
特に、目で見ると、頭の中で音声に変換して理解するから、耳で聞くより脳に負担がかかるというのは、なるほどと思った。
特に自分の場合、読書する時は、頭の中で音声にしてしまうし、そう考えると耳で学習するほうが負担がかからないのは、納得できるように思う。
著者としては、日本に耳勉強を文化として定着させていくことが今後の大きな課題と考えているとのこと。そういえば昔、『学校へ行こう!』というバラエティ番組で、歴史とかをラップにして歌ってた人がいて、あれがすごい勉強になると思った覚えがある。あれも一種の、耳勉強法だったのかな。
ただ、オーディオブックの場合、全体をとおして勉強するにはいいのだけど、索引とか栞をつけるという行為ができないから、いまいち能動的に勉強はしにくい印象はあるのだけど、どうなのだろう。受動的に聞くという分には使えそうなので、空き時間での活用にはよさそうだけど。
文字を読むより、音声を聴くことのほうが読解効果が優れているとも書かれてあったけど、これは人によりそうな気がするなぁ。自分の場合、電話よりメールとかのほうが理解できるタイプなのだけど、勉強となるとまた違ったりするのだろうか。
文字を読みながら音声を聴くのがいいというのは、とても納得できるのだけど。
なお、聞き漏らした箇所があっても、後で聴けばいいと気にせず進むというのが肝要だそう。ただ、ちょっと気になったのが、この「後で聴けばいい」というのがどこのタイミングかブックマークしておくことができるのかどうかが気にった(後で、「何分のタイミングだっけ?」と探すのは大変だろうし)。
何にせよ、オーディオブックの市場規模は広がってるようだし、試してみたいとは思う。目で見る読書よりは、ながらでできるので手軽だと思うし。