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感想・レビュー・書評
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歴史は一度学んだら終わりではない。学び直して点検して少しでも改善していく努力が大事
重要なのは、前進か後進か、という二者択一を突き付ける社会そのものを揺るがす論理の所在を指し示すこと
ウクライナ民族主義組織は、一時期、ナチス・ドイツと提携してソ連軍と戦う
これからの世の中をつくる世代が、これから世の中を去っていく世代に苦しめられている
中途半端な軍事力を持ち、アメリカの庇護下にある日本 中立することの難しさ
フェイクに打ち負かされない言葉はアートの中にあるのかも
「なぜクレムリンはこの戦争を特別軍事作戦と呼ぶことを私たちに命じるのか」
「なぜロシア人は「ナチスのウクライナ」のトップにユダヤ人が立っているという語りに矛盾を感じないのか」
ーコロナ禍でシャットダウンした経済立て直す絶好の機会をプーチンは用意した
って、なんだか本当に恐ろしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(Recommended by Satsuki Tanaka)
昨年の2月24日まではウクライナという国が話題になることはほとんど無かった。それが今では大統領の名が人々の口に上り、首都をキエフからキーウと呼び方も変えた。しかし、ウクライナの何を知っているのだろうか。ウクライナやその周辺はどんな場所でどんな人たちが住んでいるのか?どんな歴史があったのか?これからどうなるのか?著者はポーランドと食を研究している二人の歴史学者です。国土地帯、ポーランド第二分割、コサックなど中学の教科書で取り上げられた情報を学び直して考えていこうと呼びかけます。