WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方 [Kindle]

  • NHK出版
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感想・レビュー・書評

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  • いきなり主観だが、結局人間の脳は「必要以外では疲れたくない」に帰結すると思ってるので、習慣化するのもそうだし、カテゴライズするのもその1つだと思う。

    著者がやってることを抽象化すると「脳のオブジェクト指向化」だと思う。
    脳は色んな事を考えててそれが整理できてないから悩む。
    だったら4つのクラスにまず分ける。
    1つ目のクラスに変数として「キャラ1」。そしてswitch文で〇〇するときはこのキャラとしてペルソナを与える。
    同様に4つのペルソナ作って定型化する。

    そして、オブジェクトとして、要は、「人の性格は色々あってわからない…じゃなくてA型なら【神経質】ね。カテゴライズしたら簡単だね!」みたいなのを作ってるから後は自分の脳がどう考えればいいか迷った時は、「はい、それキャラ1」とするから脳内の整理がしやすい。

    っていうスキームを長時間に渡って説明してる本だよね?

  • オーディブルにて。
    著者は性格診断テストが信用できないと言う。自分の思い描くシチュエーションごとに回答が異なるため、自分はこの性格と一言で言い切ることは難しいからだ。その気持ちはとても良くわかる。
    著者は、誰しも自分の中に何人かの人格がいるので、何か起こった際は脳内会議をすると良いと主張する。多重人格者がキーとなる某有名ホラー映画を思い出してしまった。なんだか作者の言うようにすると多重人格になってしまいそうで怖い。

  • キャラ1~4という言葉が頻繁に出て来て、個人的には理解しづらく感じた。

  •  

  • 2022年9月号

  • ふむ

  • 自身の思考・感情を4分類する、という、新たな世界との向き合い方を伝える本。根底にあるのはマインドフルネスの概念であろうか。
    4種の自分をキャラ化して、イメージとして具現化してしまうので、今までのマインドフルネス本よりも相当に具体的で、反応に気づきやすくなると感じた。
    読み終わると4人の自分に会える本、だろうか。

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著者プロフィール

神経解剖学者。1996年、37歳のとき脳出血により左脳の機能をすべて失った。8年のリハビリの末、身体、感情、思考すべての脳機能を回復させた体験を語ったTEDトーク(2008年)は、これまでに2800万回以上視聴され、伝説の講演となっている。体験記『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき』(新潮社)はベストセラーとなった。本書は、その実践編とも言える著者の2冊目の著書である。現在は、ハーバード大学脳組織リソースセンター(ハーバード・ブレインバンク)のナショナル・スポークスマンとして、重度の精神疾患の研究のために脳組織を提供することの重要性について、啓蒙活動を行っている。

「2022年 『WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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