生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋 (SB新書) [Kindle]

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  • ・知能は遺伝率が50~60%

    ・身長や体重は遺伝率が90%

    ・神経質さ、外向性、勤勉性などは50パーセント

    ・子供自身の個体差によってそのしつけの効果が変わる

    ・素質がないことに没頭することは無駄ではない。
    苦手であることを受け入れて、心が壊れない程度にちょっとだけ取り組むことを生活習慣として組み込む。

  • 環境側の圧力が低下するほど、遺伝的な能力の差がストレートに出てくるようになるとのこと。
    教育機会が平等になるほど、情報にアクセスしやすくなるほど、能力格差が拡大していく、ということらしい。

  • 統計的にも否めない事実。だからどうしたという感じ。ひろゆきのYouTubeのほうが具体的にどうするかって、もっと分かりやすく解説している。

  • 生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋。安藤寿康先生の著書。政治の世界では二世政治家や三世政治家が圧倒的に有利という研究者の研究を見たことがあります。それはきっと政治の世界だけではなくてどの世界でも同じこと。遺伝と環境による不平等な現実を嘆いたり敵視しても何も始まらない。遺伝と環境を簡単に変えることはできないから。遺伝と環境による不平等な現実を受け入れてその中でできることをすること。

  • なんだか、答えにもなっていない無責任な内容。セカオワの歌の歌詞のよう。

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著者プロフィール

慶應義塾大学文学部教授
主要著作・論文:『生まれが9割の世界をどう生きるか―遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋』(SBクリエイティブ,2022年),『なぜヒトは学ぶのか―教育を生物学的に考える』(講談社,2018年),『遺伝と環境の心理学―人間行動遺伝学入門』(培風館,2014年)など

「2023年 『教育の起源を探る 進化と文化の視点から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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