はじめての王朝文化辞典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • この本を副教材にして古文の授業受けていたらもっと楽にかつ面白く勉強出来ただろうな と思えるくらい良書。
    文法で四角紙面な解説ではなく、習慣や風俗を交えながら、物が物語に対してどの様な意味を齎しているのか解説しているのが良い

  •  平安時代の衣食住や冠婚葬祭について解説したもの。辞典とあるが読み物になっている。年輩の優しい先生から話しかけられているような文体になっている。想定されている読者は疲れやすく飽きっぽい人のようでたびたび気遣っていただける。
     平安時代の時代背景を知るのにはよい。またたびたび見られる脱線によって古典文学の基礎知識を教えていただけるのもよいだろう。
     古典文学を学ぶ人にはおすすめしたい。学習参考書より面白い。

  • 2005年の『王朝生活の基礎知識~古典のなかの女性たち』の改訂版

    面白い!こういう大前提がわかっていると意味が通じてくる

    王朝の空間
    家のなか
    家の外

    王朝のライフ・サイクル
    ライフイベント

    王朝のファッション

    王朝の日常生活
    儀式
    暦にそって

    食事

    音楽と舞

    娯楽とスポーツ

    病気

    信仰と風習

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著者プロフィール

昭和三十一年、東京生まれ。武蔵野大学教授。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。活水女子大学助教授、新潟産業大学教授を経て、現職。

【著書】
単著に『蜻蛉日記の表現と和歌』(笠間書院、平成十年)、『新版 蜻蛉日記Ⅰ(上巻・中巻)』・『同Ⅱ(下巻)』(角川ソフィア文庫、平成十五年)、『王朝生活の基礎知識--古典のなかの女性たち』(角川選書、平成十七年)・『王朝の恋の手紙たち』(同、平成二十一年)・『王朝文学入門』(同、平成二十三年)、『ビギナーズ・クラシックス 更級日記』・『同和泉式部日記』(角川ソフィア文庫、平成十九年)。編著に『王朝文化を学ぶ人のために』(秋澤亙氏と共編、世界思想社、平成二十二年)など。

「2012年 『王朝文学の光芒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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