- Amazon.co.jp ・電子書籍 (165ページ)
感想・レビュー・書評
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夜、ベッドに入ってから少しずつ読み進めて読了。途中からミステリィのようななぞ解きを読んでいるような感覚がした。
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' 24年2月6日、読了。Kindleの電子書籍で。小川哲さんの作品、二作目。
読み終えるのに、かなり時間がかかりました。集中を欠いて、だらだらと…およそ1ヶ月間。
つまらなかったかと問われると…そうではない、面白かった!と答えます。でも、楽しめはしなかった、かな…。
もう少し、サスペンスフルな展開を、期待していました。でも…結局、主人公の「自分探し」のようなಥ‿ಥ
もちろん、それはそれで、読み応えはありました。でも、僕の期待とは違った、という事なのかな…僕の感想としては、それに尽きます。 -
久しぶりに集中して読めた。
クイズ番組は子供の頃から好きだった。
TV番組のジャンルの中ではドラマの次に好きなジャンル。
と言っても何でも知ってるとか、得意分野があるわけじゃなくて、たまたま自分が出演してる人よりも先にTVの前で答えられたらヨシっ!って嬉しくなるっていう程度。
最近は東大王とか難問ばっかりのクイズがあるけど、あれは超人的な頭脳の人たちを眺めるための番組ですよね。
この小説はそんなクイズ番組で活躍する人たちの物語。
クイズの問題をまったく読み始めてもいない状態で、どうして彼は正解できたのか?という謎を解いていく。
一つ一つ謎を解き、彼がヤラセではなく、解答を得られた理由に辿り着く過程がとても良い。
自分自身をも見つめることになり、自分の場合はピンポンという正解の音に自分が正しいと認めてもらえた喜びがあることに気づいていく。
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実際にクイズ番組を見ているような臨場感があり、一気読みしてしまいました!
とても面白かったです!! -
アメトークの読書芸人で紹介されてたのを見て、めっちゃ面白そうと思い購入、読了( ̄▽ ̄)
うーーーん…まあまあかなぁ…何というか、またこの手のヤツ(帯と設定がめっちゃ面白そうだと思って買うけど尻すぼむやつ)に騙された気がするなぁ…(´∀`=)
まああれですね、いわゆるイニシエーションラブ的なやつですね(笑)
イマイチに感じちゃうのは、入りの圧倒的な面白設定に対して、その期待感を超える謎解きが展開されないこと…
あと、あくまでも「謎」が主題になるので、キャラクターが立体感が無くて、どうしても薄っぺらく感じてしまうんですよね…m(_ _)m
まあでも、クイズというゲーム性・思考の流れを上手くミステリーに落とし込めていて、しかもこの圧倒的な設定を生み出している時点で、作品として十分なのかもしれませんね。
一気読みはさせられたわけだし(笑)
まあ、そこらへん好みなのかもしれませんね…
ミステリーっちゃ、そこらへんを割り切って読むものなのかなぁ…とも思ったりはしました。
とりあえず、個人的にはAマッソ・加納さんが勧める作品はもう読まなくても良いかなぁ…(笑)
<印象に残った言葉>
・ママ.クリーニング小野寺よ(P10、本庄絆)
・っていうのはどうですか?(P181、本庄絆)
<内容(「BOOK」データベースより)>
面白すぎる!! 驚くべき謎を解くミステリーとしても最高だし、こんなに興奮する小説に出会ったのも久しぶり。
頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいました。
小川哲さん、ほんとすごいな。
――伊坂幸太郎氏
一度本を開いたらもう終わりだ。面白すぎてそのまま読み切ってしまった。
熱くて、ワクワクして、予想もつかない感動が襲ってくる。
ミステリーでも、バトルものでも、人生ドラマでもある。
でもそれだけじゃない。ジャンルはたぶん「面白い小説」だ。
――佐久間宣行氏
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『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』。一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気がほとばしる、唯一無二の<クイズ小説>が誕生しました。雑誌掲載時から共同通信や図書新聞の文芸時評等に取り上げられ、またSNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊です!
ストーリー:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される!
「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント! -
賞金1000万円をかけたクイズ番組決勝戦に出場した主人公!最終問題を一文字も読まれてないのにボタンを押し正解し優勝した対戦相手にどういうこと??なぜ正解できたん?ヤラセなんじゃね??ってとこから始まるメチャクチャオモローなクイズエンターテイメントミステリー!!
クイズプレイヤーの思考ルートがしっかり描かれていてクイズがただの知識量のみで答えるものではなく論理的に問題を読み進めていく様がめちゃんこ面白い!!
クイズでこんだけ面白いミステリを書けるってことはミステリの幅は無限大やな
小川哲さんの作品は「ゲームの王国」みたいなSF中心やと思ってたけどこんな感じの作品なんやな〜面白すぎやろ! -
クイズ番組の決勝で三島は本庄に敗れる。
本庄は出題者がまだ一文字も発していないのに正解して優勝した。
ヤラセなのか?
一気読みした。
クイズ番組についての見方が変わった。