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感想・レビュー・書評
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名前をつけることで、取り組みの姿勢が変わる。そのためにいい名前をつける。名前の付け方は、手を動かして書く、これから始まる
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自分の人生に一貫性がなくても問題ないと言われると安心できる。著者も自分の人生に一貫性がないが、それでも人生を一生懸命生きてきたことには変わりがないと言う。
自分の人生を振り返り、そこに作戦名をつけることで、自分のこれまでの生き方や、これからの生き方に自信を持つことができるだろう。
作戦名をつけるといっても、私のように発想力が乏しいと、最初の1歩が踏み出せない。全体概要は以下の3STEPである。
1、振り返る・思いを馳せる
2、再整理
3、結晶化
1、9マス思考法は、
・横軸に「過去」「現在」「未来」(時間軸)
・縦軸に「きっかけ」「行動」「学び」(経験軸)
構成される。これまでの経験を振り返るとともに、未来を創造し自分の軸を可視化する。
A4の紙を3つ折りにし、下から順に1つの経験(例えば過去)の「きっかけ」「行動」「学び」を書き出す。
まずは2段目の「行動」欄を手書きし、左に「何をしたのか」を、右に「その行動していた時の感情」と「行動(+小さなエピソード、思い出)の結果」を書く。
※梅田氏の場合、「広告会社でコピーライターになる」「獣医志望と受験失敗、仮面浪人へ」「育休取得と見える世界の変化」などだ)
そして「きっかけ」「学び」はポストイットで思いつく限りの内容を書いて貼っていく。
最後は、書き出したポストイット(学び、きっかけ)の中から自分にとって大切だと感じるものを選ぶ。選択基準は2つだ。
①人生の節目になるような大きな行動である。「この行動は自分にとってやっぱり外せない」という出来事。
②小さい勇気を振り絞った経験である。ささいな行動の中にこそ自分らしさが現れる。「反対されたのに自分の意見を押し切って実行したこと」「誰かから依頼されたわけでもないのに熱中・没頭していたこと」などがこれだ。
次にステップ2.3に進むが、まずはステップ1をするだけでも価値がある。ステップ1の行動がなかなかできない事が多いため、これができたらステップ2を本書で読みながら改めて進めていく。
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ジャンル
自己啓発・マインド
出版社
日本経済新聞出版
定価
1,650円(税込)
出版日
2022年10月24日
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梅田悟司(うめだ さとし)
コピーライター
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授
1979年生まれ。大学院在学中にレコード会社を起業後、電通入社。マーケティングプランナーを経て、コピーライターに。言葉を中心に据えたクリエーティブ・ディレクションを行う。2018年にベンチャーキャピタルであるインクルージョン・ジャパンに参画し、ベンチャー支援に従事。2022年4月より現職。
主な仕事に、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、タウンワーク「バイトするなら、タウンワーク。」、Surface Laptop4「すべての、あなたに、ちょうどいい。」のコピーライティングや、TBSテレビ「日曜劇場」のコミュニケーション統括など。経営層や製品開発者との対話をベースとした、コーポレート・メッセージ開発、プロダクト・メッセージ開発に定評がある。
著書にシリーズ累計35万部を超える『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版)などがある。また、4ヶ月半におよぶ育児休暇を取得し、その経験を踏まえた『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(サンマーク出版)を執筆。大きな話題となる。
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flier要約
https://www.flierinc.com/summary/3262 -
これは人生が変わる本かもしれない。
真面目にワークして過去からの棚卸しをしたら、今まで夢なんてなかったのに、やりたいことが見えてきた。
4-5時間かかったけど、それで人生の方向性が見えるなら最高だよね。