経済学の壁:教科書の「前提」を問う [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 異なった状況(異なる市場、社会環境、国、時期など)には異なったモデルが必要になる。
    経済学が学問としての体系や法則というより場当たり的な学問あるいは結果論という印象が強い。
    それが象牙の塔に籠っているのだとしたら衰弱するだけだろう。

  • 最近の経済学、学界の動向、解説書。数式やグラフが無く、嚙み砕いた解説文が経済学を学ぶ復習書、入門書としても手頃。「新古典派総合」→「新古典派」への復活等主流派経済学、派生や異端派の新しい経済学(行動経済学、新制度派経済学)の紹介等興味深い。

  • 経済学の本というよりは、経済学の歴史の本という印象。
    小難しい数式が無く、読み物なので、とっつきやすい。
    その割には、基本的なところをうまく網羅しているので、1冊手元に置いておくと参考になることが多いかもしれない。
    自分も、手元に置いておいてもう一度読みたいと思ったので星4つ。

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著者プロフィール

前田 裕之 (マエダ ヒロユキ) 学習院大学客員研究員、川村学園女子大学非常勤講師

「2023年 『データにのまれる経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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