- Amazon.co.jp ・電子書籍 (196ページ)
感想・レビュー・書評
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以前、テレビで三國シェフを見てから興味があり手に取った本。
三國シェフの幼少期からシェフになる過程が描かれているが、ブレない姿勢、ブレない気持ちが三國シェフという人を作ったのだと思う。
『人と同じことをしていても成功しない』
まさに、三國シェフの行動力あってこその成功だと思った。
普通なら躊躇してしまいそうな場面でも即決、即行動へと移してしまう。
そんなところは見習いたいところだと思った。
また本の中で紹介されてた『皿の上に、僕がある』という本も一度見てみたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コロナになり、Youtubeで三國シェフの料理動画をよく見ている。『三國シェフのベスト・レシピ136 永久保存版』もおすすめだ。そんなYoutube動画の中で、三國シェフが自分の昔の話をしている回があって、これがすこぶる面白かった。
https://www.youtube.com/watch?v=r43sbHWzZzQ&t=25s
三國シェフは北海道出身で、ボクと一緒なので、そのあたりも共感して見入ってしまったが、かなり貧しい家だったらしい。そこからシェフになるまでの話しの回なのだが、本書はこれも含めた話だろうと想像して手に取った。正月休みに読もうと思ってamazonで注文した。今日、大晦日に届いたので、これから読むのが楽しみ。
昔はかなり厳しい人だったらしいが、情熱大陸で特集したものがYoutubeに挙がっているので、これも併せてみるとよいと思う。今の三國シェフからは想像できない厳しさ。こういう時代があるから、今があるんだろうなと改めて思う。
https://www.youtube.com/watch?v=Ivg4OUbqBLM&t=155s -
ミクニさんの人生が面白すぎる。
朝ドラでやってほしい。 -
子供時代から修業時代、そして自分のお店を持ち、これからの話まで全て興味深く、楽しめました。
好きで目指した道、とはいうものの、何も約束されていない自分の未来に対し、一貫してぶれることなく修業を積むあたり読んでいてワクワクします。
日本がフレンチ、イタリアンのブームとあいまってシェフ達も注目された時代に、たくさん雑誌、本(レシピ本等)も読んだり、食べ歩きをしていました。
なので、懐かしい部分もありです。 また当時よく、調理場の上下関係や、修行の厳しいことは聞いていたので、本の中に出てくる内容も頷けます。
三國さんが海外に行かれた頃は、今のようにネットで情報が得られない時代。 その時代に志ひとつで海外に飛び出すというのは凄い強さだと思いました。
就職先のお嬢さんが作ってくれたハンバーグを食べた時の驚き、あのような驚きこそが、人を突き動かす初期衝動なのでしょう。
誰にでもそういうものがあるなって思いました。でも、動かされ続けたのは、純粋さと執念とを持ち合わせていたからなのではないでしょうか。
今後どのような展開になるのかも楽しみです。 -
偶然と出会いと努力の破天荒なフランス料理人三國清三の人生。
貧乏からの逃避、鍋洗い、誰かがみてくれている、
徹底的に調べて準備、これしかないと集中するときの
すさまじい努力、ミシュランへの想い、自分のベースは何かを気付いた上で作り上げる独自性。
ムッシュ・ジラルデ 悪魔、天才、その日の食材でメニューを決める
アラン・シャペル:厨房のダ・ヴィンチ -
以前勤めていた会社の同僚の方が紹介していた本です。
三國清三シェフの著作は、以前「僕はこんなものを食べてきた」を読んだことがあります。そのときも面白く拝読しましたが、本書は、ご自身のお店(オテル・ドゥ・ミクニ)を閉じるという大きな節目にあたって記した“自伝”とのこと、大いに期待して手に取ったのですが、語られている三國さんのエピソードは熱き情熱に溢れるもので、まさに期待以上の内容でした。 -
面白かった。三國さんの半生が語られており、読み終わったら三國さんのお店に行ってみたい、料理を食べてみたいと思わせてくれる一冊。そしてかっこいいと思う。
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三国清三シェフによる半生記。増子で生まれ、中学校から札幌ホテル、帝国ホテルの鍋磨きとなり、軍縮大使付きコックとなったときのエピソードが語られる。誰もやりたがらない仕事しかできることがなかった、それを自分で進んで引き受けることで道を切り開いたという生存のための執念。クリシェ村のジラルデ、リヨン郊外のミヨネのアランシャペルに師事し、France中の三ツ星レストランを渡り歩くまでとなった。圧倒的なバイタリティと日本人のルーツを大切にするオリジナリティ、誰しもが真似はできない半生であり三国シェフの生き様な独自の輝きを持ち続けるのだろう。
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若い時の勢いがすごい。。