ごめんあそばせ、あなたの言いなりはご遠慮させていただきます!~今世は私らしく幸せに生きているのでお構いなく~【電子限定SS付き】 (ベリーズファンタジー) [Kindle]

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  • スターツ出版
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感想・レビュー・書評

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  • タイトルも表紙イラストも全く合ってないと思う。20歳になる前に何度も死んでしまうループ物。粗筋にあるように最後は好きにしたら溺愛されるようになって…というよりも、何度もループするうちに周りを見ることが出来るようになって成長していき、自分は死んでも家族が生きていてくれるならいいのでループを終わらせたい、と周囲への感謝を持ち始める成長が良かった。初めは本当に捻くれてコンプレックス強くて嫌な性格だったけど、それも実は義姉に操作されてたんだな…と思うと恐ろしいし気の毒。
    で、ヒーローは結局いつから好きだったんだろう?ヒーロー視点がもう少し欲しかった。

  • 義姉に嵌められ、20歳になる直前で何度も様々な方法や人によって殺されては13歳に巻き戻るレティシア。
    五度目は誰にも心を開かず、好き勝手に生きようとしたらなぜかうまくいくように。
    最後の義姉の真相を知った時、ライトノベルと思っていたのにちょっと怖かった。

  • レティシアは孤児院から引き取られ、伯爵家の養子となった。12歳の時に義姉と参加したお茶会で社交界の洗礼を受けて心が折れ、向上心を失い、義姉・義弟の気遣いに八つ当たりで返していた。
    結婚後、レティシアは夫に毒を盛った罪で投獄された。夫と義姉の不倫に怒りはしたが、殺そうとはしていない。無実の罪で処刑される直前、優しかった義姉が自分を陥れた事を知った。
    気付くと13歳に戻っていたレティシア。義姉がレティシアを見る眼差しにはまだ温かみがあった。嫌われないように態度を改め、幸せになるために変わろうと決意したレティシアだったが…。

    ループもの。

    物語中に何度かループします。
    20歳になる前に死に、13歳に戻る。義姉に嫌われ殺されると仮定して、違う行動を変えるもうまくいかない。
    どうすれば殺されずに20歳を迎える事ができるのかってお話でした。

    タイトルも煽りも内容と合ってないなーと感じました。
    レティシアは『ごめんあそばせ』と言うタイプではないし、物語中で言う事もなかったです。
    表紙から「貴族のしきたりに縛られずにやりたい事をやったら激変した」ってイメージを受けましたが、そういうお話ではなかったです。

    黒幕がどっちなのか、それとも2人ともデコイで別の誰かなのか最後まで判断できませんでした。
    そして義姉の真相にビックリ。
    面白かったです。

    レティシアの実父は侯爵家の出で、実家を捨てた。
    レティシアが持っていた形見は、侯爵家の家宝だった。
    って事は、実父は家を出る時に家宝を持ち出したって事ですよね?
    そんな事をしたら、実家から追われるのではと思いました。
    それとも家宝とまでは知らなかったんでしょうか。
    追われても、もしもの時のために家宝の言い伝えをお守りにしたかったのかな?
    家宝を持ち出した理由が気になりました。

  • この題名は誤解されると思う。コメディ要素満載の話かと思いきや、至極真面目なループものだから。しかも何故殺されるのか全然予想出来なかった。最初は不真面目なヒロインが好きになれなかった。でも人の裏側を見抜くことが出来ない素直な性格が愛おしく思えました。とても面白かったです。

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