上海灯蛾 [Kindle]

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  • 双葉社
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  • 第二次世界大戦前後の上海における、マフィア(チンパン)と阿片のお話。

    主人公の吾郷次郎は兵庫県の山奥で農家として生まれるが、楽団に伴い上海へ。上海で雑貨店を営む。
    そこへ、原田ユキエといういい匂いのする未亡人が、最高級阿片を持って雑貨屋に来て、高く売れる人を紹介して欲しいとのこと。

    揚直というチンパンを紹介してもらい、阿片を流すが、欲を掻いて手下にしてもらう。
    その後、ボスの一人を面会し、殺し合いを回避するなどで見込まれ揚直と義兄弟になったりしつつ、阿片の製造を引き受けて成り上がる。

    しかし、面倒を見た日本人給仕は日本軍の高官になり、やがては相打ちになるなど。

    結構読むの疲れた…

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。2003年『火星ダーク・バラード』で第4回小松左京賞を受賞し、デビュー。11年『華竜の宮』で第32回日本SF大賞を受賞。18年『破滅の王』で第159回直木賞の候補となる。SF以外のジャンルも執筆し、幅広い創作活動を行っている。『魚舟・獣舟』『リリエンタールの末裔』『深紅の碑文』『薫香のカナピウム』『夢みる葦笛』『ヘーゼルの密書』『播磨国妖綺譚』など著書多数。

「2022年 『リラと戦禍の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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