「発達障害」と間違われる子どもたち [Kindle]

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  • 日本の発達障害の可能性のある子の割合が13年で約10倍の6.3%に急増しているが、実際には心の成長が遅れているだけの「発達障害もどき」の子も多いのではないか、という主張。
    その上で著者は、過度の服薬や生活指導ではなく、きちんとした生活(早起き・食事と役割分担)を通じて、異常行動が改善する可能性がある旨を提示。
    これまで、「発達障害」や「グレーゾーン」という定義に安易にこじつけてきた自分には、非常に示唆に富む良書。

  • 睡眠、規則正しい生活が子どもの脳を育てる。はやく寝させるのに、同じ時間に起こすこと。
    家庭の中で役割を与えること。

    基盤ができてその上に、生命維持のための脳→勉強運動の脳→おりこうさんの脳が育っていく

    発達障害を疑う前に生活改善を。

  • 睡眠大事。
    子ども(中学生、小学生高学年)には9時間は寝て貰いたい。
    親も適正な睡眠時間を取るべき。

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著者プロフィール

成田奈緒子(なりた・なおこ)

発達脳科学者。小児科医・医学博士。公認心理師。子育て科学アクシス代表・文教大学教育学部教授。
1987年神戸大学卒業後、米国セントルイスワシントン大学医学部や筑波大学基礎医学系で分子生物学・発生学・解剖学・脳科学の研究を行う。2005年より現職。臨床医、研究者としての活動も続けながら、医療、心理、教育、福祉を融合した新しい子育て理論を展開している。著書に『「発達障害」と間違われる子どもたち』(青春出版社)、『高学歴親という病』(講談社)、『山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る』(共著、講談社)、『子どもにいいこと大全』(主婦の友社)など多数。

「2023年 『改訂新装版 子どもの脳を発達させるペアレンティング・トレーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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