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感想・レビュー・書評
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フィリピンパブ嬢ということで、騙し騙されのドロドロとした世界をステレオタイプに期待して読んだ。実際におじさんからお金を引き出したり、ホステス達の日常の世界も描かれていておもしろかったけど、それ以上に、主人公とミカとの大恋愛が爽やかで、素晴らしい読後感だった。とてもおもしろかった。
社会学専攻の著者なだけあり、フィリピンパブを巡る経緯や社会構造、フィリピンパブの問題など、俯瞰した視点で立体的に描いていて勉強になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「フィリピンパブ嬢の社会学」の続編。
経済学と銘打っているが、著者の子育て体験記や、在日フィリピン人・フィリピンハーフの生活の苦労などがメインとなっていて、特に経済学の要素はない。
知らない世界で「へえそうなんだ」と思う部分はあるものの、波乱万丈で面白かった前作に比べるとやや物足りない感があった。
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