人口亡国 移民で生まれ変わるニッポン (朝日新書) [Kindle]

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  • 日本が移民を公式に認めず、追認政策をとってきたため、受け入れ態勢ができていない状況を示す。技能実習が示すように、日本に永住する仕組みではないため、日本語教育に代表される日本社会になじむ政策をとれていない。ここではドイツがそのような転換をした例を挙げて、日本医も促している。
    公的な促進を行っていないことを背景に、日本国民の外国人受け入れに対する意識は、ヘートスピ―チ等の動きはあったが、特に大きく変わらず、国としての受け入れは認めているが、自分の近くではあまり認めない態度。
    今後の労働需給から、移民政策の公式化は待ったなしであり、実際政府もそのような方向では動きつつはある。

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著者プロフィール

(公財)日本国際交流センター 執行理事
兵庫県庁で10年間の勤務後1988年より日本国際交流センターに勤務。多文化共生、移民政策、草の根の国際交流研究、日独フォーラム、アジアコミュニティトラスト、フィランソロピー活動など多様な事業に携わる。2003年よりチーフ・プログラム・オフィサー、2012年より執行理事。現在、文化庁文化審議会日本語教育小委員会委員。総務大臣賞自治体国際交流表彰選考委員、内閣官房地域魅力創造有識者会議委員、新宿区多文化共生まちづくり会議会長、第一回国際交流・協力実践者全国会議委員長、慶應義塾大学等の非常勤講師等を歴任。著書に『人口亡国――移民で生まれ変わるニッポン』(朝日新書、2023)、『移民がひらく日本の未来』(明石書店、2020)、監訳書に『スモールマート革命』(朝日書店、2013年)、編著書に『国際交流・協力活動入門講座Ⅰ~Ⅳ』(明石書店)、英文共著書にAsia on the Move(日本国際交流センター、2015年)等がある。慶應義塾大学法学部卒。米国エバグリーン州立大学公共政策大学院修士。

「2024年 『自治体がひらく日本の移民政策【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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