- Amazon.co.jp ・電子書籍 (246ページ)
感想・レビュー・書評
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私自身、ブランドを一時休止して、サバティカル時間を1年ほどとったからこそ、トランジションのために起こる、「ニュートラルの時期」の苦しさと不安が、痛いほどに共感する。そして、あの時期があったからこそ今があることも、とてもわかる。
内観の重要性を改めて感じる。
外的要因による変化は チェンジ
内的要因による変化は、トランジション
面白い。
自分らしくないことを「終わらせる」ことをし
内面の声に従うために
ビジョンを言語化、ビジュアル化する
自分が今やっていることをまさに言語化してくれているような本で、シンクロニシティを感じる、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先日読んだばかりの「理念経営2.0」の著者が不思議な本を書いていた。
コロナによって、生活パターンが変わった、と。リセットされたと。
他人時間が減り、じぶん時間が増えた、と。
自分といわず「じぶん」としているところにこだわりを感じるが。
そしてそこから、著者は軽井沢移住、という決断をした、と。
本の半分近くは、この軽井沢移住体験記、だったように思う。
そして、単純に、「いいなー」と思ってしまった。
東京から新幹線で約1時間。
自然に囲まれ、それでいて街はにぎわっている。
妻があこがれている薪ストーブでもなんでもOK。
人気リゾート地といっても都内ほど高いわけじゃない。
妻の実家にも近い、、、
あこがれてしまう。
もちろんデメリットも書いてある。
最初の一年は疎外感がある。
著者も書いているが、それはどこに転居しても同じこと。
梅雨どき、冬がしんどい、、、これはどうとらえるか、だな。
車がないとどこにも行けない。私は走っていくか。
子育てが終わった60代夫婦の選択肢、
だけではなく、子育て真っ最中でも自然環境を求めて
こういう暮らしをする人が出てきている、とのことだ。
元気な孫もこういう環境のほうがいいんだろうなあとは思う。
あとはどうやって生計を立てるか、か。
リモートで仕事ができないわけではないと思うが、
会社勤めだとそれを許すところがあるかどうか。
新幹線通勤?
完全リタイアの場合、一日をどう過ごすか。
読書とJSPORTSとランニング、そして農業の真似事で
なんとかならないかなあ。
。。。。この本がほんとうにいいたいこと
(資本主義の生産性、効率性の他人時間から
じぶん時間、豊かさへのTRANSITION)
そっちのけで、
そんなことを考えてしまった。
まあ、じぶん時間を考えていることには違いないんだろうけど。
まあ、猫が健在なうちは無理だけどね。
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著者自身が都会で他人軸の生産性に追われたラットレースに疲れてしまい、コロナ禍・リモートワークなどをきっかけに地方移住し、新しい自分軸の過ごし方を手に入れていったという話でしたが、自分自身は今のところ都会暮らしでバリバリ働いていてももそのような息苦しさは感じていないため、あまり興味が湧かず途中で読むのを止めてしまいました。 ただ、外的要因によって強制的に変わるチェンジではなく、自分自身の内面を見つめて内発的・自発的に自分軸の生き方・考え方に変わっていくこと=トランジションが大切という、自分中心で変化していくことの重要性については賛同できたので、今後の自分の生き方を考える際には目の前にある選択肢が「相手軸か」「自分軸か」という判断をしっかりしていこうと思いました。
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いま、私が悩んでいることや、向かっている方向性に対していろいろな視点から参考となる情報がたくさんあった。
この1年は、たぶんいろいろ読み返すと思う。出会えてよかった一冊。 -
筆者の考え方(要は自分の時間を消費して生きる生き方ではなく、地方で何かを作りながら、人間関係を豊かにしながら、ゆっくり生きていく)には全くもって同意。
ただその生き方ができる人は大きく限られると言うところには留意が必要(個人事業主や自分の「頭脳」だけで十分に稼げる人等) -
コロナをきっかけに、資本主義のラットレースからの距離の取り方を考えた本。
競争、成長、未来への発展/富の為に、日々忙しくしている人々。
一度立ち止まって、自分の時間で自分の生活を考えてみる。他人時間から自分時間へ。
今、ココ、を楽しむ生活は、ゆっくりと深い。
ただ、著者の軽井沢での生活は、理想的に映るが、多くの人が実践できるモノではないかもしれないな、、とも思う。
考えや、そういった社会の流れが起きているということを知るとても良い機会になった。
自分の生活に取り入れていけることはあると思う。 -
クリエイティブなことをやっていて生活が出来ている人が、軽井沢に移住するということを書いたものである。そこには、非正規雇用であること、持病があり病院通いが欠かせない人、家族が全員車の免許がない、という状況は入っていない。
在宅勤務が続けられ、生活に余裕がある人向けの話である。なぜ退職した人が軽井沢に移住できるのかということでは、定年退職して年金がもらえないと軽井沢では生活できないというやむを得ない状態がある。
学生向けではない。 -
『じぶん時間を生きる』完全に自分の本として読めた。本や映画は触れるタイミングによって受容できる質が決定的に変わる。生産性の奴隷的に働き通し、ぶっ倒れてケニアで晴耕雨読の生活、そして今また東京に戻ってこれたこのタイミングで生き方を自省しながら読書できた。