アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術 [Kindle]
- PHP研究所 (2023年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (182ページ)
感想・レビュー・書評
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オーディブルで視聴。
アウトプットに際して、人とどう差別化を図っていくか、という視点で著者自身の方法論がまとめられている。
思考がスパークする、というのは、外山滋比古の発酵と同じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳にレ点を打つ。この行為が大事。
また、脳内に20の引き出しを持って、そのテーマに沿ってぼんぼん情報をその引き出しに入れる。
なかなか難しいなぁ。 -
「インプットを最小限にして、アウトプットを最大化する。」
インプットはあくまで手段であり、アウトプットが目的だからもっとアウトプットしようぜ。というのが本書の言いたいこと。比率は7:3でアウトプットの時間を取ろうと書いてある。
ただ、インプットをおろそかにするのは違う。たくさんの情報を吸収するよりも、自分の強みや立場に必要な情報をインプットできるようにしたい。 -
audibleにて
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頭にレ点を打つ
頭の20の引き出し -
勉強になりました。
【要旨】
仕事で成果を出すには差別化が必要。情報が手に入れやすくなった時代、インプットから入っていると自分が必要とする情報に辿り着かなかったりと効率が悪い。よってアウトプット(目的、仕事の成果。アウトカムと言っても良いかも。)をまず考え、そちらに則した最低限の情報を得て最大の効果を出す、これが内田さんが提唱されている情報術。
【アウトプットからの情報取得の軸3点】
①情報の目的を意識:意思決定、アイディア出し、コミュニケーション、どのために必要な情報なのか?
②自分の立場を意識:自分の立場で必要な情報は何か?
③期待役割を意識:人から期待されている役割は何かを意識
上記軸を意識して情報を取得する。
【その他印象に残ったところ】
・頭の20の引き出し:興味がある分野を引き出しとして意識してそこに情報を出し入れするイメージで情報を活用。脳科学的だなと思った。実際、プラスチックのファイルでもそれをやられていると書いてあったが私には向かなそう。メールで保存してタグで管理だったらできそうなのでチャレンジしてみようかと思った。
・気楽に、気軽に:きっちりかっちり情報を管理しようとすると疲れる。無理して覚えようとしても同じ。興味の赴くままに、自分の脳を信じて引き出しに入れておくスタンスが良いと思ったし、これなら実際にできると思った。
・仮説思考の重要性:仮説思考から入ると良いとのこと。具体的に知りたいと思ったので内田さんの別本「仮説思考」を読んでみる。 -
■書名
書名:アウトプット思考 ――1の情報から10の答えを導き出すプロの技術
著者:内田和成
■感想
TOPPOINTで読了。 -
アウトプットを意識することがパフォーンマンスを高める。
様々な書籍で語られていることであるが、改めて本書でそのアプローチを学んだ。 -
20の引き出し
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思考法というより、知的生産に関する本。
【メモ】
・インプットの段階での差別化は難しい
➡発想をインプット→アウトプットからアウトプット→インプットに逆転させる
・アウトプットから逆算してインプットすることで、インプットにかける手間を最小限にする。その方がアウトプットに割ける時間も増えるので、結果的にアウトプットも増大する。
・アウトプットとは仕事の目的
・内田流「知的生産術」の基本スタンス
自分のスタイル
①情報活用の目的
└意思決定の助けとなる情報
└アイデアの元になる情報
└コミュニケーションの手段としての情報
②立ち位置
③期待される役割