栗山ノート2~世界一への軌跡~ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ダルビッシュ投手の宇田川投手への細かい配慮。監督に進言するなどワンチームを作るために尽力していたんだなと改めて思う。離れることになった栗林投手に対しても、、、。

    源田選手が骨折した時の落胆と焦りと迷い。
    源田選手と栗山監督の言葉のやりとりと涙。
    これはたまらない。

    心に残ったのは福田雅之助氏の名言

    「この一球は絶対無二の一球なり
    されば身心を挙げて一打すべし
    この一球一打に技を磨き体力を鍛え
    精神力を養うべきなり
    この一打にいまの自己を発揮すべし
    これを庭球する心という。」
    野球も同じだと思う。
    人生訓ともいえる。

    • shihoさん
      まいけるさん、こんばんは。
      私もこちらの本とても気になっていました。試合だけでは語れない物語がありそうですね。ぜひ読んでみます☺︎
      まいけるさん、こんばんは。
      私もこちらの本とても気になっていました。試合だけでは語れない物語がありそうですね。ぜひ読んでみます☺︎
      2024/01/28
    • まいけるさん
      コメントありがとうございます。
      ドキュメンタリー見てもなお新たな感動がありたした。
      監督目線の捉え方と始まる前の諸準備。
      そして偉人のことば...
      コメントありがとうございます。
      ドキュメンタリー見てもなお新たな感動がありたした。
      監督目線の捉え方と始まる前の諸準備。
      そして偉人のことば。
      いいですよ!
      2024/01/29
  • ・栗山監督は日々ノートに今日を振り返り、迷ったときには見返し、、を繰り返している。素晴らしい人格、勝利を掴む強さはその積み重ねの結果なのだ、と感じた。
    読んでいる内に仏の教えかな?と思うような内容。ただ、それを言っているのが実績を残した&その場面は自分も映像で目にした場面だからこそ、凄く響くものだった。
    ・本当にスポーツ、勝負の世界では色々なことが起こる。どんなときでも冷静に私情や目先の利益ではなく、本当に相手、全体のため、この先にある目的を考えて決断を下す。そして自分すべきことをする。それが結果に繋がる、改めて初心にかえろう、と思った。

    ・【言葉を血肉にしていくために、特別な才能は何一つありません】
    現役時代に輝かしい実績を残した訳ではない、そういう意味では凡人でありながら努力の天才である栗山監督の言葉だからこそ重みがあるな、と。1日1日、同じような日々はあっという間に過ぎていく。その中でその1日にどう意味付けするか?やり続けることの大切さを感じた。

    >名言メモ
    ★窮すれば、すなわち変ず:
    起こることに幸不幸はなく、その捉え方、どう活かすかによって幸不幸が決まる→心が波立ち引きずられることもあるが、良いものにするも悪いものにするもの自分次第。
    ・できるかできないかは関係ない、やるかやらないかだけが大切なんだ!
    ・流行はいつも駆け足、感性は一瞬で姿を変える、同じやり方が通用する程甘い世界はない
    ・「一利を興すは一害を除くに如かず」一つのあることを始めるよりは、一つの害を除いた方が良い▶自分も、サポート優先順位もそうかも
    ・功徳の貯金:今大変な思いをしている人は功徳の貯金の最中だ。
    ・稲盛さん:人から嫌われたくない人間なら人の上に立つことも、組織を強くすることもできない
    ・野村監督:勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし→準備不足
    ・大谷翔平の凄いところ:忠恕、気付いたら行動にうつす、できるかできないかではなくやるかやらないか。考えた末の行動は相手の心に明るい灯を点す
    ・タフでなければ生きていけない、優しくなければ生きる価値がない
    ・順境は人を殺し、逆境は人を活かす
    ★幸福は最初は不幸の形をして現れる

    ★は今色々しんどい気持ちを抱えている自分にとって色々エネルギーとなった言葉。
    この本1冊を通じて振り返り、意味付け、そして日々の出来事をどう活かすか?の重要性を実感した。仕事もプライベートも振り返りの時間を確保、重視しよう、と心に決めました。

  • 野球をやってきた身としては、もっと舞台裏の話を聞きたかった。
    優勝した後に出版されているので、反論できない。

  • 大谷さんと栗山さんの関係は二人にしかわからない、独特の素晴らしい関係があるんだと思いました。次回のWBCも期待しちゃいますよね

  • WBC優勝の栗山監督。易経など様々な古典に通じていることを知り驚き。
    熱い魂を持っていることも認識できた。
    色々な修羅場を乗り越えるためには瞬発力だけでなく、名言からくる知恵の蓄積が重要。きちんとノートをつけてそれを見返すことも重要なのかもしれないと反省。
    EVERNOTEだけではあまり見返さない。直筆も大事かもしれない・・・。

  • 栗山監督は人格者。選手を信じる力に感動する。
    栗山ノート1と同じ言葉も載っているが、こちらもまた勉強になる。

    偉人の言葉を念頭に置いて挑戦し、ああ、あの言葉を信じ行動して良かったなと思うことはある。
    逆に、何かエピソードがあって振り返った結果、あの偉人の言葉がしっくりくる…といったこともある。
    そんなことを思いながら読み耽りました。

  • WBCの感動が呼び起こされる。栗山さんがノートに記してきた古典などからの名言に対するご自身の解釈は、とても分かりやすく学びになる。前著よりも更に、野球というスポーツを題材にした自己啓発書に仕上がっていると思う。ダルビッシュ…いい漢になったなぁと見ていても感じたけど、読んで更にそう思った。ちょっと目頭熱くなりました。多分また読みます。

  • 野球という実例を通し、栗山監督が大事にしている古典や偉人の名言をわかりやすく伝えてくれる本。
    私が野球好きなので伝わりやすかった部分はありますが、ジャンルの全く違う自分の仕事にも重ね合わせ、襟を正すことができました。個人的に非常に好きな本。

  • 栗山ノートと同じく、ご自身の経験と、古典の名言を連動させた内容。野球好きの人、WBCで熱狂された方には、より一層心に響くのではと思います。(私は野球が分からないのですが…)

  • WBC世界一の秘話が書かれた本。
    企業の人組織課題の解決策があります。

    ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

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著者プロフィール

1961年4月26日、東京都小平市生まれ。小平二中時代はバレーボールに熱中。その後、創価高校時代にかけ、野球でエースかつ主砲として活躍。東京学芸大学進学後、教職を目指して教員免許を取得。学芸大卒業後、入団テストを経てヤクルトスワローズに入団。1984年には1軍に昇格し、1989年に外野手としてゴールデングラブ賞を受賞。しかし、1990年のシーズンを最後に、怪我や病気のために引退を決意。引退後は野球解説者やスポーツジャーナリストとして活動する一方、白鴎大学の教授も務めた。2011年11月には北海道日本ハムファイターズの監督に就任し、監督1年目でパ・リーグ優勝。2016年には2度目のリーグ優勝と日本一を達成、正力松太郎賞を受賞した。2021年4月10日には球団監督歴代最多となる632勝を達成したが、2021年シーズンで日本ハムの監督を退任した。2021年12月からは野球日本代表監督に就任し、2023年には14年ぶりに日本をWBC優勝に導いた。

「2023年 『栗山英樹29歳 夢を追いかけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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