怪獣保護協会 [Kindle]

  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • 怪獣が暴れまわる...というようなお話ではないのですが、いや~、予想を裏切ってというか、面白かったです。設定がなんともありえないような内容なんですが(怪獣はどこに住んでるのかとか、どでかい怪獣がなぜ動けるかなど)、まあそんなこともあるかな~とその辺はあまり気にせず楽しく読めました。登場人物も個性がはっきりしていてよかったです。そして最初から最後までお話がつながっていて、結末もなるほどねといった感じ。全編を通じて、結構クールです。

  • 怪獣。人によって様々な印象はあろう。
    怪光線を出力する。死ぬと爆発する。この辺はコモンセンスかもしれない。本作品はこの辺に焦点を据えて説得力を構築したと思われる。
    怪獣を生態系とみなした点は新しいかもしれない。

    個人的なスコルジー読書体験といえば『老人と宇宙』全4冊で、最後にはいささか飽きがきたが大いに楽しんだ記憶がある。本作品まで他作品を読んでいないということは飽きが薄れる期間が相応にあったということになろう。

    本書を3/4ほど読んだあたりで、飽きと評したものがそうではなく、首を傾げる系であったことを思い出したような気がする。
    あとがきにて本作品はポップスであると著者自身が言い表しているが、そんなカンジである。ハリウッドアクション映画と言い換えてもいい。

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