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感想・レビュー・書評
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ラプソディーかぁ~。
面白かったし、
「大事なのは、今、生きている人じゃない?」
というのも、ごもっとも!
「色即是空」この世の物すべての形は仮のもので、本質は空であり、決して不変ではない という意味です。と
そーだよね、私だって記憶にあるのは二代前ぐらいで、あとはご先祖さまと一括り。自分だって100年もたてば一括りの一部だもんね。
でも三基の世話している今、
これを娘達に丸投げできないし。
え?して良いのかしら?
文句ブーブーだろうなぁ~。
今、生きている私が大事だから? うふふ。
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お墓と苗字をめぐる悲喜交々。
相方共々死後のNo葬式、No戒名、No墓を公言している身としては読後の気分は上々。
ただ個人それぞれの考えはあるだろうし世間や親族などの見えない壁に挟まれ悩み苦しんでいる人も多いだろうなと。
皆がもっと自由に生きられれば。 -
嫁ぎ先の墓に入りたくないと樹木葬の遺言、先祖代々の墓の墓守や墓じまい、婚姻時における夫婦別姓など時代の流れや少子化における問題に切り込んだ話。田舎にある先祖代々の墓を女性だけで跡取りがなかったり、都会に出て親も亡くなり墓守だけに帰るのが困難になるなど考えさせられる。慣習とこれからを生きる者の現実、墓じまいをして位牌だけで先祖や親を祀るのもありかなと思った。色即是空、諸行無常、栄枯盛衰もなるほどだ。夫婦同姓が義務付けられている日本、○○家の嫁にこだわる古い風習なのか。別姓であってもどちらを名乗ってもと思う。