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感想・レビュー・書評
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博学を遺憾なく発揮されたエッセイと書評。軽く読める雑文だが、勉強になる。
しかし、こういうエッセイ風味にこそものの見方が伺えるが、流石に丸山真男のお弟子というべきか、戦後民主主義の信奉がほのかに見える。
近世の日本やシナの思想史からは、戦後民主主義ではない、豊穣な世界観をもっと強く打ち出して欲しい。特に今や世界各国で自由主義も民主主義も疑問符がついている中、近世東洋思想に何か出口の明かりが見えないか、そのヒントでもあればよかったと無い物ねだりをしたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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