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感想・レビュー・書評
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九条間人は、烏丸弁護士によって、無罪放免。壬生も、京極の武器を提出することで、無罪放免。犬飼の死体はまだ見つかっていない。伏見組は、京極に絶縁状を出す。京極に対して壬生が暴いた武器庫の件と個人的な復讐で組員を私物化したと言う理由だった、雁金は組長の座を目指す。一方で、稼ぎかしらの宇治は、仮想通貨の仕事で稼ぎ、組に上納する金額が20億円。宇治は壬生と繋がっている。宇治は、雁金に関しては、組長の器ではないと思っている。
ターゲットは、荒稼ぎする病院。コロナで幽霊患者を作り、20億円を不正取得。院長は未成年者と淫行。ますますバッシングされる。そして、そのおかげで弁護士は弁護士料を値上げする。
「金だけ、今だけ、自分だけ。自分の命が何よりも大事って価値観だけで本当にいいのか?命をかけて守るものがあるなら、死ぬ覚悟が必要」と九条間人はいう。「後悔先に立たず」が信条。
九条間人は「必要とされる人」になりたいのだ。
医療の仕組みは、国民の税金から、医療費40兆円も使っている現実を憂う。そして、長男の医療に対する考え方と弟の拝金主義的医療がぶつかり合う。何が正しいのか?作者は、社会悪を冷徹に見る。
九条間人は、拘置所経験をすることで、一回り大きくなるのだった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
半グレと法曹のリアル(知らんけど)が新章突入。総合病院編。変態ばっかり描かれていて今回も面白かった。壬生くんがんばれ。
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お医者さんたちってそうなのか(おそらくちがう)。