本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
生物学的に言えば、異性に好かれる体を持っているとそれだけ子を持つ可能性が上がり、逆にそうでない体を持った者は淘汰され、いずれ絶滅する。
あるいは、「自分さえ良ければそれでいい」という考え方に沿って行動した奴が勝つ、というのが生物界の掟であり、利己的になれない者はその戦いの場に参戦することすら出来ない。
などなどそういうことを、あくまで「生物学」の話として、人間の恋愛およびコミュニケーションに当てはめ、高校を舞台に生徒と教師を登場人物にしてユーモアたっぷりに描いたギャグ漫画。
生物学の知識がわかりやすく披露されていくのが楽しいし、興味深く、対話劇として見ればいかに相手を説き伏せるか、という『デスノート』的な面白さもある。
絵柄はすっきりと綺麗で、キャラクター造形にひねりは無いものの、その分生物学知識をよりインストールしやすくなっている。
恋愛のため、モテるために読む、という楽しみ方がまず前提としてあるのだが、生物として見たとき人間がどういった生き物なのか分かってくるのでエンタメ性が高い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生物学の知識がタメになるし、作家さんの絵が綺麗。コメディパートやすれ違いギャグが笑えるw
全2件中 1 - 2件を表示